「気狂いピエロ」のあらすじと感想?!ゴダール監督による仏ヌーベルバーグの代表作品。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

1

「気狂いピエロ」
   (仏、’65)
2016年7月23日公開(105分)

ゴダール監督による
仏ヌーベルバーグの代表作品。

フェルディナン
J.P.ベルモンド)は、

金持ちの妻との生活に退屈し、
逃げ出したい衝動に
駆られていた。

そんなある夜、
幼い娘のベビーシッターが
やって来る。

彼女はなんと、
かつての恋人マリアンヌ
アンナ・カリーナ)だった。

パーティを抜け出し、
1人で帰宅した
フェルディナンは、

彼女を車で送り、
そのまま一夜を共にする。

しかし、
翌朝目覚めると、
彼女の部屋に、男の死体が。

驚く彼とは裏腹に、
平然と朝食を作り
歌うマリアンヌ。

ふたりは、
南仏へ向かい、
愛の逃避行が始まる。。。。。

2

車を盗み、人を殴り、
生きるために
好きなことをしながら、

破滅に転落していく展開は、
ハッピーエンドの
ハリウッド能天気映画しか
しらない人々には衝撃を
与えたに違いない。

ゴダールの傑作と
呼ばれるが、

その芸術性の高さから
凡人には難解かもしれない。

しかし、50年を経て、
今、見ても全く違和感はなく、
時代を先取りしすぎた作品。

3

オリジナルのフィルムも
消失したのを、

現在の技術で再現した
色使いも素晴らしく、
やはり天才が作った作品。

脚本は存在せず、
監督の即興で撮られたシーンが、
編集でつなぎ合わされている。

先日亡くなったアンナは、
最高に魅力的に映っている。

芸術性が先行しているが、
今の時代なら、

単純に見ても
面白い作品。
もちろん、おすすめする。

4

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