「家族」のあらすじとネタバレ?!高度成長期の日本を縦断する家族のロードムービー。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「家族」
DVD鑑賞
1970年公開

高度成長期の日本を
縦断する家族の
ロードムービー。

1970年。

長崎の伊王島。

貧しいこの島に
生まれた民子
(倍賞千恵子)と
精一(井川比佐志)が

結婚して10年の
歳月が流れていた。

小さな島で家族5人を
養っていくことに
限界を感じた精一は、

自分の会社が
潰れたのを機に、

友人が勧めてくれた
北海道の開拓村への
移住を決心する。

父(笠智衆)は、
途中で広島の福山の弟
(前田吟)に預け、

万博開催中の
大阪に立ち寄り、
新幹線で東京へ。

しかし、
東京で東北本線に
乗り換える前に
幼子が病気になり、

電車に乗れない
事態となる。。。。。

 

朝日新聞で本作の
特集をしていたので、
DVDを借りてきて見たが、

まさに戦後の復興で
拡大する都市と、

貧しい田舎の対比が、
貴重な映像で蘇る
記録的な作品。

当時の長崎駅、
北九州の八幡製鉄所、

福山の工場群から
立ち上る煙、

そして大阪万博会場や
梅田の駅前や
地下街の賑わい。

わずか数日の話だが、
この間に起こる
過酷な現実と、

家族とは何かを問う
山田洋二監督の
ヒューマンドラマ。

所々に渥美清タコ社長、
クレイジーキャッツの
面々がちょい役で出て、
緩ませてくれるが、

中身はドキュメンタリー
のような展開。

上野駅周辺、青函連絡船、
そして北海道の広大な大地。

牛が生まれるシーンには、
感動!

そして、こんなに
にこやかな笠智衆さんは
見たことない。

家族を持ってない人は
いないので、

本作を見て、
もう一度「家族」のことを
考えてみてください。

昭和の香りたっぷりの
作品は超お薦めです。

 

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