映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「しゃぼん玉」
2017年3月4日公開（108分）
美しい宮崎の
山村を舞台にした
ヒューマンドラマ。
親に
見捨てられた
果てに、
通り魔となって
老人や女性を襲い、
窃盗を重ねて
逃避行中の
伊豆見（林遣都）。
宮崎県の
山深い村に
足を踏み
入れた彼は、
バイクで
けがをした
スマ（市原悦子）を
助けたのが縁で
彼女の家に
居候する
ことになる。
金を奪って
逃げようと
考えていた
伊豆見だが、
スマや伊豆見を
彼女の孫だと
思い込む
村人たちと
接するうちに、
心の変化が
生まれる。
ある日、
10年ぶりに村へ
帰ってきた
美知（藤井美菜）
と出会い、
彼女が
地元に帰った
理由を知ったことで、
自分の
犯してきた
罪の大きさを
感じた彼は。。。。。
コロナ前に
公開されていたが、
見損ねていたため、
再放映で見る
機会を得た。
宮崎の平家の
落人村である
椎葉村が舞台。
段々畑の
美しい景色と
暖かい村人たち、
そして厳しく
頑固なおやじが、
伊豆見に自然との
接し方を教える。
このおやじは、
「ケアニン
：心に咲く花」の
綿貫勝彦が
渋く演じる。
そして
「人間の時間」
の熱演が
生々しい
藤井美菜が、
訳ありの
快活な女性を。
2017年は、
ほとんど
公開劇場が
なかったが、
市原悦子さんが
亡くなった
こともあり、
彼女の最後の
映画として
拡大公開されたが、
こんな
おばあちゃんが
居たら、
悪い人間も
更生するよね
という
納得の演技。
林遣都は、
本当に素晴らしい
俳優さんで、
「おっさんずラブ」から
足を引いて
正解でしょう。
原作は
直木賞作家
・乃南アサの
ベストセラー小説。
タイトルは
人間をシャボン玉に
たとえる
伊豆見の
セリフから。
音楽は
秦基博の「アイ」
が流れるが、
このセリフが
映画に
バッチリ合っている
と思ったら、
彼は宮崎の
生まれなんですね。
思わず、
再びCDを
聞いてしまった。
ラストが
安易に美知と
くっつくことは
なかったのが、
エンディング
としても印象的。
心にぐっと来る、
良質の映画を
見たい方は是非、
ご覧ください。
市原悦子さんの
本当に
素晴らしい演技が
見られます。
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