「ストックホルム・ケース」のあらすじとネタバレ?!1973年にあった実在の人質事件を描くドラマ。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「ストックホルム・ケース」
  (米加合作)
2020年11月6日公開(92分)

「ストックホルム症候群」の
語源となった実在の
人質事件を描くドラマ。

1973年、
スウェーデン、ストックホルム。

アメリカ人を装って
サブマシンガンで銀行を
襲撃したラース
(イーサン・ホーク)は、

行員のブリジッタ
(ノオミ・ラパス)ら
3人を人質に取って、

刑務所に収監されている
仲間クラーク(マーク
・ストロング)の解放を迫る。

さらに金とクラークと共に
逃走するための車を
用意させようとするが、

警察の作戦によって
銀行から動けなくなる。

報道陣も押し寄せて
長期戦となる中、

ラースとブリジッタたちの
間に奇妙な共感意識が
芽生えていく。。。。。。

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世界で初めて生中継された
人質事件を、

3人の名優を使って
リアルに描いた犯罪ドラマ。

しかもボブ・ディランの
曲に乗せて。

犯人は、
ラジオを持ち込み、

ディランの曲を流し、
歌う。

人質たちは、生存戦略として
犯人との間に心理的な
つながりを築き、
なんとか生き残ろうとする。

それが、
精神科医にとっては、

ストックホルム症候群と
呼ばれる所以であり、

精神疾患の一部だと
捉えていいのかは、
筆者にはわからない。

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むしろ、
生き残りたいという
自然な摂理だと思う。

とにかく3人がうまいので、
引き込まれてしまい、

観客も
ストックホルム症候群にかかり、
犯人を応援したくなるのは流石だ。

ただ、
疑問点も多々ある。

計画的な犯行だが、
犯人は本当に人を
殺すつもりはなかったのか
(ラースがいい人である
逸話も確かに出てくる)?

また、
ブリジッタとラースが
キスするシーンは
実話なのか?

自分が被害者だったら、
どう反応するのか、

反抗して犯人に殺されるのか、
犯人に従って、

彼の信頼を得て
解放されるように
努めるのか?

いろんな見方ができる
エピソードが沢山詰まった
90分の映画は、

エンタメとしても
十分にお薦めできる。

原題は「Stockholm」。

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