「偶然と想像」のあらすじとネタバレ?!ベルリンで銀熊賞受賞の濱口監督短編オムニバス。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

5

「偶然と想像」
(PG-12)
2021年12月17日公開(121分)

ベルリンで
銀熊賞受賞の
濱口監督短編オムニバス。

ヘアメイクアーティスト
である親友の
つぐみ(玄理)から

好きな男がいると
聞かされた、

モデルの芽衣子
(古川琴音)。

だが、その男が
元恋人の和明(中島歩)
だと知る(第1話『魔法
(よりもっと不確か)』)。

芥川賞を受賞した
大学教授・瀬川
(渋川清彦)に
落第させられた

大学生・佐々木
(甲斐翔真)は、

セフレの奈緒
森郁月)を使って
ハニートラップを
使った復讐(ふくしゅう)
を企てる(第2話
『扉は開けたままで』)。

高校時代の友人
である夏子(占部房子)
とあや(河井青葉)が、

20年ぶりに
仙台で再会。

当時のことで
盛り上がるが、

徐々にすれ
違っていく
(第3話『もう一度』)。。。。。

3

3作いずれも
秀逸な脚本に
驚きと大きな
戸惑いを感じさせる
仕上がり。

濱口監督は今や
飛ぶ鳥を落とす勢いで、

「寝ても覚めても」
のカンヌ、

「スパイの妻」の
ベネチアなど
欧州での評価が
高かったが、

「ドライブ
・マイ・カー」では
アメリカでも
高評価を得ている。

筆者が好きなのは、
「寝ても覚めても」だが、

本作と共通する
人の心の機微を
うまく表現し、
見ている者を驚かせる。

それと、
俳優の使い方が
とにかくうまい監督。

2

 

本読みの際、
一切の感情を
込めない棒読みをしてから、
撮影を行う

「イタリア式本読み」を
実践しているようだが、

監督の望む方向に
演技させていく天才
なのかもしれない。

また、
偶然から始まる
とんでもない
会話劇なのに、

海外でも評価が
高いことが
素晴らしい。

俳優陣も
素晴らしいので、
是非お勧めしたい作品。

固めの映画のような
タイトルだが、

気楽に見れる
作品なので、

新感覚を
味わい方は見て。

劇場はかなり
埋まってました。

4

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