「ゴヤの名画と優しい泥棒」のあらすじとネタバレ⁈名画盗難の実話に基づく感動のコメデイ。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「ゴヤの名画
と優しい泥棒」

   (英国)
2022年2月25日公開(95分)

名画盗難の
実話に基づく
感動のコメデイ。

1961年、

イギリス
・ロンドンにある
美術館ナショナル
・ギャラリーで、

スペインの画家
フランシスコ・デ・ゴヤ

の絵画
「ウェリントン公爵」
の盗難事件が起きる。

犯人である
60歳の

タクシー運転手
ケンプトン・バントン
(ジム・ブロードベント)は、

絵画を人質に
政府に対して
身代金を要求する。

テレビが娯楽の
大半を
占めていた当時、

彼は絵画の
身代金を寄付して
公共放送BBCの
受信料を無料にし、

孤独な
高齢者たちの
生活を救おうと

犯行に及んだ
のだった。。。。。

4

とにかく、
このおやじは、
戯曲家なのか、
よくしゃべる。

法廷シーンでの
トークは

ウイットも効いて、
なかなかの面白さ。

それが
本当だったかは
別にして、

陪審員たちの判断が
また面白い。

昔の美術館なんて、
簡単に絵が盗める。

筆者が「モナリザ」を
ルーブルで見た
40数年前は、

普通に壁に
かけてあって、
柵も何もなかった。

140万ポンド
(=約10億円)の
税金を使って
海外流出を防いだ
英国の宝だが、

政治にひとこと
言いたい親父に
盗まれてしまう。

それを
洋服タンスに隠すが、

とあることで、
欲深い女に
見つかってしまい、
返却することに。

5

95分と短いが
テンポよく、

当時の
実写映像も使って、

時代感が
ばっちり出ている。

実話のとおり、
見る人も騙される
演出になっており、

ある意味、
家族のドラマに
仕上がっている。

英国を代表する
女優の
ヘレン・ミレンも、

いつもよりちょっと
押さえた演技。

ただ、
娘の死を乗り越え、

前向きに
進むところは、

きちんと勇気を
見せてくれる。

日本では
知られていない

逸話ながら、

エンタメとしても
十分に楽しめる
作品だけに
お薦めしたい。

監督は
「ノッティングヒルの恋人」
「ブラックバード」の
ロジャー・ミッシェル。

本作が
彼の遺作となり、

あまりに若い
他界は悲しいが、

最後まで
いい作品を
作ってくれた
ことに拍手。

原題は「The Duke」
と盗まれた絵画「伯爵」
がタイトルに。

そして、
「007ドクターノオ」
の引用シーンも、

この事件を元に
しているので、

最後までしっかり
見てください。

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