映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「TITAN/チタン」
（R-15）仏・ベルギー合作
2022年4月1日公開（108分）
21年の
カンヌ最高賞に輝く
バイオレンス作品。
幼いころ
交通事故に遭い
頭部に
チタンプレートを
埋め込まれた
アレクシア
（アガド・ルセル）は、
それ以降、
車に対して
異常なほどの
執着心を示し、
危険な衝動を
抑えられなくなる。
やがて
行き場すら
失った彼女は、
10年前に息子が
失踪し
今は一人で
暮らす消防士の
ヴィンセント
（ヴァンサン・ランドン）
と出会う。
彼の保護を
受けながら
二人は
一風変わった
共同生活を
始めるが、
アレクシアの体には
ある秘密が
あった。。。。。
2016年の
名作スリラー
「RAW少女のめざめ」の
女流監督
ジュリア
・デュクルノーが、
またしても
不気味な
作品を撮った。
頭にチタンを
埋め込まれた女性は、
肉体改造し、
次々と殺人を
繰り返すが、
バンテージで
体の凹凸を
見せないようにし、
男として生活をする。
遊具機械に
愛情を示す
フランス映画
「恋する遊園地」
とも異なり、
ラストは
ホラーの傑作
「ローズマリーの赤ちゃん」
を彷彿させる終わり方。
難解でもあり、
暴力描写が
嫌いな人には、
とても見られた
作品ではないが、
これまでにない
作品をカンヌが
選んだことは
評価できる。
「万引き家族」
「パラサイト」
と続いた流れが、
そうさせたのか、
それとも流れを
断ち切ったのかは、
見た方が
判断して欲しい。
映像、音響ともに
驚愕のシーンが
続くので、
覚悟して
ご覧ください。
カンヌではこれを
愛の映画だと
捉えたのでしょう。
まだ30代で、
この監督からは
目が離せないが、
両親が
医師ということが、
「RAW」と本作に
かなり影響を
与えているように思える。
コメント