「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」のあらすじとネタバレ⁈フィルムに1秒だけ映る娘を探す父の物語。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

2

「ワン・セカンド
永遠の24フレーム」

(中国)
2022年5月20日公開(103分)

フィルムに
1秒だけ映る

娘を探す父の物語。

1969年、
文化大革命時代の
中国。

強制労働所
送りになった男
(チャン・イー)は、

22号という
映画本編前の
ニュースフィルムに

娘が1秒だけ
映っている
ことを知り、

娘の姿を見たい
一心で
強制労働所から
脱走する。

映画館のある村を
目指す道中、

フィルム缶を盗む
子供(リウ・ハオツン)を
目撃した男は、

娘が映っている
22号のフィルム
かと思い

その子供を
捕まえる。

身寄りのない子供は
リウという
名前の少女で、

やがて成り行きで
小さな村に
たどり着いた二人は、

村で勃発した
騒動を通じて
奇妙な絆で
結ばれていく。。。。。

3

冒頭から
出てくる砂漠。

中国映画でも
珍しい場所を
歩く男。

そして、
当時としては
最高の娯楽だった
映画を巡る旅が
描かれる。

まるで、
中国版「ニューシネマ
・パラダイス」。

月に一度の
上映会に
村中の人が
集まるが、

フィルムが
ボロボロに
なってしまう。

それを皆で
ほどいて、
きれいにして、
リールに巻いていく。

映画の中の娘に
会いたい脱走者と、

フィルムを
別の用途で
使うために

盗もうとする少女。

冒頭から
反発する2人が、

いつの間にか
お互いを
補完しあい

家族のように
なっていく

姿が美しい。

1

特に
「初恋の来た道」で、
チャンツイイーを
発掘した巨匠
チャン・イーモウが、

今回見つけた
リウ・ハオツンは、

独特の輝きを
放つ新星。

将来の活躍が
期待できる。

上映される映画は
64年の国威発揚の
映画であるが、

これは
本物なのか?
なぜ、監督は、今、

この時代を
選んだのか?

自身の青春時代
ということで
選んだのだろうか?

映画愛に
あふれる作品は
ノスタルジックで、

素朴な
イーモウ監督作品が
好きな方には
絶対お薦めする。

 

筆者としては、
増山実の小説
「波の上のキネマ」も、

同系列の作品であり、
是非とも

日本映画界の
全力をあげて
映画化して
欲しい作品

であることを
付け加えたい。

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