映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「鋼の錬金術師
完結編 最後の錬成」
2022年6月24日公開（142分）
「ハガレン」実写版
完結編の2部作後編。
エドワード・エルリック
(山田涼介)らは
グラトニーに
飲み込まれるも、
人体錬成の
考え方を応用し、
脱出することに
成功する。
ところが、
そこには「お父様」
と呼ばれる、
ヴァン
・ホーエンハイムと
同じ見た目の男
(内野聖陽)がいた。
エドたちはお父様が
国土全体を使った
錬成陣計画を
企てていることを知り、
それを
阻止しようとする。。。。。。
ほんの数週間前に
「完結編 復讐者スカー」
を見たばかりなのに、
本作の冒頭
（前作のラスト）
を忘れており、
物語のつながりを
思い出すまで
少々時間がかかった。
それだけ、
前作も印象が薄く、
本作も子供向け
コミック実写版
であることに
変わりはなかった。
とにかく、
内容を詰め込んで、
詰め込んで、
無理やり
終わらせた感じ。
封切り2週間で、
1日1回上映
（しかも前作より
かなり小さな劇場に変更）、
お客は筆者以外は
2名という寂しさ。
イタリアロケ
などしてるので、
それなりにお金は
使っているだろうが、
「トップガン
マーヴェリック」
「バズ・ライトイヤー」
など、
面白い作品が
うようよしている中では、
本作は選ばれない
ということ。
邦画得意の
主役級を十二分に
揃えても、
コミックの世界観が
出てなかったり、
CGがお粗末
だったりすれば、
目の肥えた
最近の若者は
映画館に行ってまで
見ようとは思わない。
原作は
大ヒット漫画であり、
知名度も
これだけ高いのに、
興行的には
完全に失敗。
物語を
なぞるのでなく、
やはり戦闘シーンの
見せ場も欲しかった。
またラスボスの
造形もコミックに
近いものかもしれないが、
アイデアや
想像力が足りず、
つまらない。
ひとり気を吐いていたのは
寺田心くらい。
ヒット漫画を
実写化すれば、
ある程度、
売れるという方程式を
「ジョジョ」とともに
ぶち壊した本作は、
邦画界の在り方に
一石を投じた
という点は評価したい。
「キングダム」
「るろうに剣心」のように、
きちんと作れば、
いくらでも面白くなる
作品はあるので、
二度と同じ間違いは
犯して欲しくない。
映画の質に
こだわらない方、
コミックの
ダイジェスト版が
見たい方は
見てください。
早く見ないと、
すぐ終了しますよ。
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