「ファイナルアカウント 第三帝国最後の証言」のあらすじとネタバレ?!ナチス時代に子供だった人々の証言ドキュメンタリー

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「ファイナルアカウント」
 第三帝国最後の証言」
(米英合作)
2022年8月5日公開(94分)

ナチス時代に
子供だった人々の
証言ドキュメンタリー。

第2次世界大戦中、
ナチスは
ホロコーストを行った。

ナチスが支配する
ドイツ・第三帝国で
ホロコーストを
実際に目撃した人々は、

戦後長い間沈黙を
守ってきた。

そして今、
当時を知る最後の
世代となった
彼らはようやく
口を開きさまざまな
証言を語る。

そこにはナチスに
加担した後悔や、

自分は加害者
ではないという
言い逃れ、

自己弁護、
アドルフ・ヒトラーへの
支持など多様な
思いがあった。。。。。

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元ナチス親衛隊や
ドイツ女子青年団に
入っていた
男女へのインタビュー作品。

今や80歳~90歳前後の方に
当時について
語ってもらう。

これまで沈黙を
貫いてきた人々が
加害者側の立場で
ホロコーストや
ユダヤ人迫害を語る。

決して、
面白い作品ではないが、
その言葉の重さに
画面に釘付けになる。

親衛隊は
かっこいいとか、

女子青年団の
ユニフォームが
可愛らしいとの理由で、

ナチス予備軍と
なった少年・少女は、

どこにでもいる
単なるティーンエージャー
だったと思う。

彼らの父母が
ナチに投票して、

第三帝国ができたなら、
子供たちに罪はないが、
後悔している方も多い。

当時の写真や、
ナチに関与した
証拠が保管されており、

それらが、
ユダヤ人迫害について
多くを語る。

4

翻って日本だが、
こういう映画を
作ることは
できないだろう。

日本人の中には、
特攻はかっこいいと
思っている人は
多く存在し、

御国のために死ぬことは、
潔いとされた。

日本人も
大和魂的イデオロギーで
洗脳され、

東南アジアで
残虐行為を行った
人々の最後の声を
集めるべきだろう。

 

2014年の映画
「アクト・オブ・キリング」は、

インドネシアの
大虐殺を加害者側の
立場で撮った映画だが、

そこからは反省の
言葉は出てこず、

極めて不快な
映画であった。

ドイツ国内でも
賛否両論はあるだろうが、

彼らの声をフィルムに
残しただけでも
大いなる意義がある作品。

独墺に残るユダヤ人
強制収容所跡地を
回りながら、
過去を振り返る作品は、

戦争の愚かさを
再認識する作品として、
見ておくべきだろう。

原題の「Final account」は、
最後の説明・証言。

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