「おみおくりの作法」のあらすじとネタバレ⁈異例のロングランとなっている隠れた名作。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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 「おみおくりの作法」
(英)(原題「Still Life」)

2015年1月24日公開(91分)

1月に公開され、
ミニシアターで
異例のロングラン
となっている
隠れた名作。

主人公
エディ・マーサン)は、

ロンドンのある
地区の民生係として、

身寄りのない人の
葬儀を
担当している。

孤独死した
人の家で、

写真や遺品から
家族を探しだし、

葬儀を営むが、
市の経費削減のため、
首を宣告される。

しかし

最後仕事となった
男の身寄りを
探すため、

彼は奔走し、
友人や家族の話から、

彼の人生を
作り上げていく。。。。。

3
とても静かで、
淡々と毎日の仕事を
こなす彼であるが、

心のこもった
葬儀をする姿は
「おくりびと」に
通じるものがある。

同系の「悼む人」は、
仕事でもない人が
アクシデントで
なくなった人を弔う
不自然さがあったが、

本作品は非常に
ナチュラルで、

これがヴェネチアを始め
各国の賞を受賞した
理由でしょう。

これほど穏やかで、
そしてラストに
自然に涙が出てくる
映画も珍しく、

アイロニカルではあるが、
是非見て頂きたい作品
としてお薦めします。

5

感情表現が
抑えられた内容なのに、

見ているものの
感情を揺さぶる
映画は珍しいです。

お葬式って
誰のためにするのか、
考えさせられます。
「国際市場で逢いましょう」
とは全く対照的な
映画ながら、

私的には、
今年のベスト3
に入る傑作映画です。

アルバムの中の記憶が
いかに大切か、

自分が生まれた時、
親がどうだったのか、など、

ひとりの人間の人生を
推測して構築
していく作業と、

予想外の
ラストシーンに
静かな涙が出てきます。

ロングランの理由が
分かりました。

1

コメント

  1. ひまわり より:

    詳しくわかりやすい解説、いつもありがとうございます。

    おみおくりの作法
    イギリス映画らしいタイトルですね。
    観てみます。

    • 陽だまりの中で より:

      いつもコメントありがとうございます。現在公開中の「アイアムマキモト」が、本「お見送りの作法」のパクリではないかと心配しています。改善されるべきが、改悪になってたりして。週末に確認します。

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