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「明烏(あけがらす)」
ナンセンス・コメディを連発する監督の新作。
主人公(菅田将暉)は、品川のホストクラブ「明烏」のダメ・ホスト。ギャンブルの為に
借りた金の返済が12時間後にせまっているが、なんと競馬で当てて、1000万返済の目途がつく。
嬉しくなって、ホストの皆とシャンペンを飲み過ぎ、目がさめるとお金がなくなっている。
返済できないと東京湾に沈められる彼の元に、変な客が次々と現れるが。。。
この監督の作品の常連であるムロツヨシと佐藤二郎がまたしても怪演。
「コドモ警察」「女子―ズ」と笑えなかっただけに、今回は合格作品。
はまるとかなり笑えますので、お薦めです。
「福福荘の福ちゃん」
森三中の大島が髪を切って、ぼうず頭の男役で主演したコメディ。
主人公の福ちゃん(大島)は、工事の職人で、アパート福福荘に住んでいる。そこの住人は変人ばかりであるが、
ある日、彼の初恋の女性(水川あさみ)が訪ねてくる。
彼女は中学生時代に、彼に大恥をかかせたことを謝りにきたが、福ちゃんは、
そのことがトラウマになったのか、いまだ女性恐怖症なのである。
しかし、彼女が新米カメラマンとして、福ちゃんの写真を撮るうちに、二人はだんだんと仲よくなっていく。。。
断髪して臨んだ大島の頑張りは認めるが、いかんせん、演技力がもひとつで、力がない。
脇の荒川良々は相変わらずうまいが、これを見に行くのは、よほどの森三中ファンか、水川ファンだけだろう。
「みんなエスパーだよ!」PG12
TV東京の深夜番組の映画版。主人公(染谷将太)は、惑星直列のエネルギーを受け、
テレパシーが使えるようになった高校生。
しかし、超能力を得たのは、彼だけでなく、透視能力、透明化、テレキネシスなど様々な能力を得たエスパーが街中に現れる。
その力を平和的に利用する博士の集団と、悪用しようとする連中が現れ、
超おバカなバトルを展開する。。。。
舞台は愛知県のある街だが、よくこんな映画の撮影に協力したと思えるほどの、
ばかばかしさと、お色気満載。TV版も園子温監督で、今年に入ってやりたい放題。
女優陣のコスチュームだけでなく、くだらない悪乗り低俗ギャクの連発に耐えられる方にはお薦め。(個人的には大変好きな作品!)
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