映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「小さな橋で」
2017年11月18日公開（95分）
藤沢周平の短編集
「橋ものがたり」の
人情時代劇。
江戸。
ばくちが原因で
父・民蔵（江口洋介）
が行方を
くらましてから4年。
10歳の広次
（田中奏生）は、
飲み屋で必死に
働く母のおまき
（松雪泰子）に
複雑な思いを
抱いていた。
母と言い合い
ばかりしていた
姉のおりょう
（藤野涼子）も、
妻子ある男と
駆け落ちしてしまい、
飲み屋の常連客に
すがろうとする母に
嫌気が差した広次は、
家の仕事を
さぼっていた時に
民蔵と偶然再会する。。。。。
イオンシネマの
おはよう時代劇
にて鑑賞。
今回は派手な
捕り物や、
チャンバラも無く、
父がいなくなった
家族の物語を
息子の目線で
描くドラマ。
見どころは
広次の心の動きと
江戸の長屋の生活。
子供だって
気楽ではなくて、
鳥の巣を守ったり、
姉を毎日迎えに
行ったり、
母がいない間は
家事をしたりと、
大変な日常を描く。
ただ、
近くに住む女の子
（菊池麻衣）には、
それでも父が
生きているだけ
ましだと言われる。
時代劇ながら、
子供たちが中心に
描かれており、
面白い設定。
また、
松雪泰子が、
艶（つや）のある
女性を好演。
今時、
なかなかこんな
女優さんはいない。
さらに、
オールスターキャストで、
中村梅雀、笹野高史、
松井玲奈、筧利夫らが
ちょい役ながら出てくる。
音楽も「橋」に
まつわる歌や
「サラバンド」
などを使って、
効果的に
盛り上げてくれる。
今回は大変地味な
作品ながら、
江戸庶民のひたむきな
生活と苦労がわかり、
オリジナル作品を
提供する
「時代劇チャンネル」
から目が離せない。
朝8時台から、
時代劇が見たい方、
是非イオンシネマで
ご覧ください。
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