「ケイコ、目を澄ませて」のあらすじとネタバレ⁈聴覚障害の女性ボクサーの自伝を映画化した人間ドラマ。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

5

 

 

「ケイコ、目を澄ませて」
2022年12月16日公開(99分)

聴覚障害の
女性ボクサーの
自伝を映画化した
人間ドラマ。

東京都荒川。

生まれつきの
聴覚障害により
両耳とも聞こえない
ケイコ(岸井ゆきの)は、

下町の小さな
ボクシングジムで
日々練習に励んでいた。

彼女はホテルの
ルームメークの
仕事をする傍ら、

プロボクサーとして
リングに立ち
続けていた。

しかし、
心中は不安や
迷いだらけで、

言葉にできない葛藤を
募らせていた。

「一度、お休み
したいです」と

ジムの会長(三浦友和)
宛てにつづった
手紙を渡せずにいた
ある日、

彼女はジムが
閉鎖されることを知る。。。。。

3

 

セリフのない
岸井ゆきのが、
はがゆいのだろうか、

必死にもがいている
ボクサーを演じる。

言葉が発せられれば、
彼女のような
女優なら、

いくらでも
感動の物語を綴る
ことができるのに、
彼女にはセリフがない。

その中で彼女は、
自身の表現に
こだわった。

一方で、
コーチとのミット打ちの
シーンは凄い。

相当の練習をしないと、
あそこまでの形には
ならないだろう。

改めて彼女の
ポテンシャルに
敬服した。

女性ボクシングの
映画は「ミリオンダラー
ベイビー」をはじめ、

安藤サクラの
「100円の恋」など
傑作ぞろいだが、

本作は
ボクシングシーンは
最小限に抑えて、

不安の中で
ゆらぐ彼女が、

前を向くまでを
見せる映画と
なっている。

1

海外の映画祭では
こぞって高評価を
得ているので、

ちょっと
期待しすぎた感は
あったが、

わき役陣も
素晴らしく、
まずまずの出来栄え。

久しぶりの
仙道敦子には驚いた。

監督は
「君の鳥はうたえる」
の三宅唱。

 

耳が聞こえないことが
ボクサーにとって、

レフェリーの声や
セコンドの支持も
聞こえず、

どれだけ
不利なのかを
感じながら、
見て頂きたい。

会長役の
三浦友和がうまい。

バリアフリー上映を
しているので、

聴覚障害の方にも
親切な作り。

16㎜フィルムの
独特な感触も
楽しめる作品は
お薦めです。

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