「キャバレー」のあらすじとネタバレ⁈アカデミー賞8部門受賞の圧巻のミュージカル。

2023年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

 

「キャバレー」
1971年製作 公開(125分)
(午前10時の映画祭)

アカデミー賞
8部門受賞の
圧巻のミュージカル。

1931年、ベルリン。

スターに憧れる
アメリカ人の娘
サリー・ボウルズ
(ライザ・ミネリ)は

MCが
取り仕切っている
キャバレー、

キットカットクラブで
働く歌手である。

ある日、
イギリスから来た
という学生
ブライアン・ロバーツ
(マイケル・ヨーク)が
サリーの下宿に
引っ越してくる。

学生で作家の
ブライアンは
博士号を取得
するまでの間、

生活のために
英語を教える。

サリーは
ブライアンを
誘惑しようとするが。。。。。

1

なんと言っても
天才ボブ・フォッシー
監督である。

筆者が高校時代に
振付師ボブ
・フォッシーによる
舞台「Dancin」が
博多に来た(76年頃?)。

そのポスターと
踊りの数々に
驚いて以来の大ファン。

特に、
足を床に
固定された
踊り子達が
暗闇の中で、

蛍光衣装で踊る
舞台は凄かった。

どう見ても、
足が床から
離れているように
映るのである。

話は映画に戻るが、
本作のライザ
・ミネリの魅力は
200%。

離れた目、
しかもタレ目で、

誰が見ても
美人ではないが、

くるくると変わる
子供のような表情に、

大人の体が
くっついた
アンバランス。

そして、
あの歌唱力に、

見ている人を
一瞬で「キャバレー」
の世界に連れて
行ってくれる。

今の日本には、
かつての
「キャバレー」は、

なくなったかも
しれないが、

大人の
社交場として、

きちんとした
ポジショニング
があった。

映画では、
ナチによる支配が
進む世の中を、
批判的に表現。

現実から
離れられる世界が
「キャバレー」
だったのだろう。

ブライアンに
英語を習う生徒たちも
個性的な連中が描かれ、

中でも
「バリーリンドン」
にも出ていた
マリサ・ベレンソン
懐かしい。

9.11で亡くなって
しまったのは残念。

また、
MC役のジョエル
・グレイは、

舞台からの続投で、
存在感抜群。

楽曲も「Cabaret」
「Money, money」
など12曲は、

キャバレーの
舞台上演で使われ、
印象深い。

エンターテイナーの
世界を、

楽しい踊りと
音楽で飾り、

退廃していく現実との
コントラストが
素晴らしい作品は

もはや
古典ミュージカル
かもしれないが、
必見の作品。

そんな
エンタメ作ながら、

人種問題、中絶、
暴力など

社会派ドラマの
側面も持っている。

ガード下で大声を
上げたくなる作品は
超お薦めです。

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