映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「淵に立つ」
2016年10月8日公開(119分)
今年のカンヌ映画祭
「ある視点部門」を
受賞した人間ドラマ。
小さな金属加工場を
経営する夫婦
(古舘寛治、
筒井真理子)は、
10歳の娘とつつましく
暮らしている。
そこへ、出所したばかりの
男(浅野忠信)が現れ、
昔のよしみで、
働くことに。
勝手に住み込みまで
決めたことで、
妻はいやな
態度を示すが、
娘にオルガンを
教えたり、
礼儀正しい
ふるまいから、
彼女も、
悪い人ではないと
思い始める。。。。。
よくある
シチュエーション
ではあるが、
もちろん
とんでもない話に
なっていく。
なぜ、
ああも簡単に彼を
雇わなくては
ならないのか、
簡単なセリフの
説明しかないが、
それが浅野の
闇の部分を
想像させて、
気持ち悪い。
今更、
浅野のうまさを、
書かないが、
本作では敬虔な
クリスチャンの
妻役の筒井も
微妙な味を
出している。
すべての善意が、
悪意でひっくり
返される展開を、
どこかの崖の淵
に立って見たい方は
是非ご覧ください。
深田監督が脚本・編集も
担当とのことで、
新たな才能が出てきたことは
喜ばしいが、この手の話が
邦画に多すぎて、
やや食傷気味である。
次回は夢のある作品を期待したい。
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