映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「私はマリアカラス」
2018年12月21日公開(114分)
20世紀最高のオペラ歌手
マリア・カラスの波乱の
生涯を描く
ドキュメンタリー。
ギリシャ系移民ながら
NYで生まれたカラス。
いち早く娘の才能に
気づいた野心家の母親は、
彼女を歌手にすると
心に決める。
マリアが13歳になった1937年に、
家族でギリシャに移住し、
17歳以上でなければ
入学できないにもかかわらず、
年齢を詐称して
アテネ音楽院に合格した
マリアはスペイン人の
恩師と出会い、才能が開花。
その後は若くして
ソプラノ歌手としての
地位を気付き、
20歳も年上の人と
結婚するが、
世界一の資産家
オナシスとの出会いが
運命を変える。。。。。。
6オクターブの声が
出る彼女が歌う
「蝶々夫人」「カルメン」
などの多くの楽曲だけでなく、
私生活での破局や
孤独を秘蔵フィルムや
彼女の語りで再現する
正統派のドキュメンタリー。
9年も同棲していたのに、
JFKの未亡人ジャクリーヌと
オナシスの結婚を新聞で
知るという世界中を
揺るがせたスキャンダル、
パゾリーニ監督と「
王女メディア」を
撮った時に映像など、
プライベートな
映像もあって、
監督の執着心の
凄さがわかる。
ただ、
映像によっては、
かなり質の悪いものもあり、
角を取るとか、
見せ方に工夫が
あってもよかった。
他にも若き日の
エリザベス女王、
エリザベス・テイラー、
ルキノ・ヴィスコンティ監督など
往年をしのぶこともできる。
マリア・カラスの
卓越した歌唱を
再び聞きたい方、
彼女の人生について
振り返りたい方には
超お薦めする
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