映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「ほんとうのピノッキオ」
（イタリア）
2021年11月5日公開（124分）
イタリア児童文学
「ピノッキオ」を
実写化した
ダークファンタジー。
貧しい木工職人の
ジェペットじいさん
(ロベルト・ベニーニ)が
丸太から作った人形が、
ある日突然
しゃべり始める。
ピノッキオ
(フェデリコ・エラピ)と
名付けられた人形は、
ジェペットじいさんの
家を飛び出し、
森の奥深くへと
分け入っていく。
ピノッキオは
優しい妖精の
言いつけに背き、
おしゃべりコオロギの
忠告を尻目に、
人間の子供に
なりたいという
願いを胸に
冒険を続けていく。。。。。。
「本当のグリム童話」が、
残酷で怖かったので、
今回も
「パンズラビリンス」
のような衝撃を
期待したが、
ダークさも、
ほどほどで
丁度良かった。
基本線はディズニーの
「ピノキオ」と
同じであるが、
出てくる人形、
動物、魚たちの造形は、
重厚で繊細かつ
ユニークなものばかりで、
実写化した意味は
ここにある。
米オスカーで
衣装デザイン賞
など2部門、
英アカデミーや
伊アカデミーでも
メイクアップ賞
など受賞の堂々たる内容。
まさに手抜きがない。
また、
てっきりクジラに
飲み込まれると
思っていた大きな魚は、
原作どおりサメに変更。
暗さの中にも
ユーモアにあふれる
シーンもあり、
夢と希望の
ディズニー作品との
違いを追うよりも、
その不思議な
世界観を楽しめる
作品に仕上がっている。
主演はかの名作
「ライフ・イズ
・ビューティフル」の
レベルト・ベニーニ。
とにかく物語でなく、
画面に集中して、
その造形美を
味わってほしい。
木でできた
ピノッキオの
顔の質感にも注目！
芸術関係を
志す方にはお薦め。
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