映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「梅切らぬバカ」
2021年11月12日公開（77分）
8050問題を
軽妙に描いた
ヒューマン
ドラマの良作。
占い師の
山田珠子
(加賀まりこ)は
50歳になる
自閉症の息子
・忠男(塚地武雅)と
二人で
暮らしていたが、
ある日、
忠男の通う
作業所で
知的障害者のための
グループホームへの
入居を勧められる。
珠子は自分の
死後の忠男の
人生を考え、
忠男の入居を
決める。
しかし、
環境の変化に
戸惑った忠男は、
ホームを
抜け出した際に、
ある事件に
巻き込まれてしまう。。。。。
社会にうまく
溶け込めない
息子が50歳に
なった時、
母は
80代になり、
このまま共倒れに
なることを
避けるため、
大きな決断をする。
問題提起はあるが、
結論のない作品で、
あっと言う間に
終わる77分。
見どころは
やはり
塚地の演技力。
自閉症の大人を
見事に演じており、
賞取りレースに
からんできそうな
抜群な表現力。
また、
本当に映画
久しぶりの
加賀まりこも、
チャーミングでうまい。
グループホームへの
世間の風当たりの
強さ、
庭から大きく
外に伸びる
梅の木への
近所の思い、
など考えさせられる
エピソード満載で、
自分がどの
立場で見るか
によっても
大きくとらえが
異なる映画。
共演は、
高島礼子、
渡辺いっけい、
森口瑤子ら。
監督・脚本は
若手の和島香太郎。
若い才能が描く、
親子や近隣
との付き合い、
偏見など、
誰にも起こりえる
問題を
優しく
包み込んだ作品は、
どなたにも
お薦めしたい。
梅の実で作った
酸っぱそうなのを
食べてみたい。
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