映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「男はつらいよ、
寅次郎サラダ記念日」
1988年12月24日公開(100分)
「サラダ記念日」を
モチーフにした
寅さん40作目。
車寅次郎(渥美清)は
信州・小諸で
中込キクエという
老婆と知り合い、
家に泊めてもらった。
翌朝、
美人女医の
原田真知子
(三田佳子)が
キクエを
入院させるため
家にやってきた。
キクエは
入院を嫌がるが、
寅さんに説得されて
入院を承諾、
寅さんは
真知子の家で
彼女の姪で
大学生の由紀
(三田寛子)と
一緒に夕食をとる。
その後、
東京に戻った
寅さんは
真知子のことが
忘れられず、
由紀が通う
早稲田大学を訪れ
教室に紛れ込み、
真知子が里帰りで
東京に来ている
ことを知る。。。。。
俵万智の
「サラダ記念日」は、
当時の
大ベストセラーで、
本作のモチーフとなり、
彼女の短歌が
本作でも多く
綴られている。
千曲川旅情の詩で、
墓穴を掘る
寅さんだが、
そこからの
挽回が凄いし、
寅さんの口上や
啖呵は、
すべて五七五に
なっているので、
聞き取りやすいことに
改めて感じた。
また、
早稲田大学の
シーンも痛快。
寅さんから
一番遠い世界である
大学の講義を
乗っ取ってしまう。
三田佳子は本作で、
日本アカデミー賞
最優秀女優賞受賞。
「Wの悲劇」と
並ぶ名演。
最近では
「約束のネバーランド」
にもちょい役で
出ており、
健在ぶりを示した。
サザンオールスターズの
音楽も使われており、
これが、
2019年の最新作
「お帰り寅さん」で、
桑田圭祐が
主題歌を歌うことに
つながったのかも。
共演の奈良岡朋子も
懐かしかった。
また、
冒頭と最後に
出てくる足の速い
泥棒は笹野高史。
昭和最後の
「男はつらいよ」は、
やはり良き時代を
見せてくれる
人情劇で、
超お薦めいたします。
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