「愛する人に伝える言葉」のあらすじとネタバレ⁈余命宣告を受けた男とその母の葛藤を描く人間ドラマ。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「愛する人に伝える言葉」
     (仏)
2022年10月7日公開(122分)

余命宣告を受けた
男とその母の
葛藤を描く
人間ドラマ。

人生半ばにして
膵臓ガンを患った
バンジャマン
ブノワ・マジメル)は、

母クリスタル
カトリーヌ
・ドヌーブ)とともに、

名医として知られる
ドクター・エデ
ガブリエル・サラ
のもとを訪れる。

ステージ4の
膵臓ガンは
治せないと
告げられ
自暴自棄になる
バンジャマンに対し、

エデは病状を
緩和する
化学療法を提案。

エデの助けを
借りながら、

クリスタルは
できる限り気丈に
息子の最期を
見守ることを
決意するが。。。。。

4

ドヌーブの映画と
思って見に行ったが、

医師エデの言葉に
心を動かされた。

患者や看護師との
Meetingには、

自身でギターを
弾きながら、
皆で歌う。

ひとりでガンに
立ち向かう
のではなく、

みんなで克服しよう
とする音楽セラピー。

実はエデ役の
G.サラは、

現役のガンの
専門医で、

この音楽療法を
提唱している。

どこかの国の
おバカな医療映画
とはレベルが
違いすぎる。

「死ぬ場所と
誰がその時に
来るかは選べる」

的なセリフには
思わず納得。

ラストシーンは、
まさにそれを
体現する。

彼は一体、どこで、
誰と会ってから
息を引き取るのか。

すい臓がんと
いうだけで、
助けようがないため、

大変辛い映画
ではあるが、

本人とその母の
「終活」に視点を
置くのではなく、

医師の与える
希望を見て
頂きたい。

日本のすべての
医師の方に見て
頂きたい良作だが、

劇場は筆者のみ
という寂しさ。

3

監督は女優
・脚本家としても
活躍する
エマニュエル・ベルコ

「ヒアアフター」
などに出た
看護師役セシル
・ド・フランス
の対応は、

日本人にはちょっと
理解しがたい面も
あるが、

患者に対して
第3者として
接するのではなく、

身内のように
感情移入して良いと
教える

フランスの
医療の懐の深さを
見れる映画でもある。

患者の最後を
看取るお涙頂戴映画
ではなく、

むしろ人生賛歌に
なっている作品は、

何度も書くが、
すべての医師
・看護師に
見て頂きたい。

使われた音楽も
素晴らしく、

カンヌ映画祭に
出品され、

仏セザール賞で
マジメルが
最優秀主演男優賞を
受賞した。

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