映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を
書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「高速道路家族」
（韓国）
2023年4月21日公開（128分）
高速道路の
SAで暮らす
ホームレス
一家の
予測不能ドラマ。
ギウ
(チョン・イル)と
その家族は、
テントで
寝泊まりしながら
高速道路の
サービスエリアを
転々とし、
利用者にお金を
借りることで
生計を
立てていた。
ある日、
過去にお金を
借りたことのある
経営者
・ヨンソン
(ラ・ミラン)と再会。
ヨンソンは
ギウを警察に
引き渡すが、
残された
彼の妻子を
放っておけず、
自分の家で
面倒を見る
ことにする。
裕福な彼女の
もとで妻子が
何不自由ない
生活を送る中、
ギウは家族を
取り戻そうと
行動する。。。。。
高速道路の
サービスエリアには、
トイレも食堂も
何でもあるのに、
そこに
ずっといる人は
いない。
そんな空間を
うまく利用し、
２万ウオン
（約2000円）の
詐欺を繰り返し、
生計をたてる
家族の物語。
前半は、
貧しいが
幸せそうな
家族の
ドラマを
見せられるが、
後半は
古家具屋を
経営する
訳あり
夫婦の元で、
とんでもない
ドラマに
変貌する。
スタイルとしては
「パラサイト」
的であるが、
中身は
「万引家族」に近い。
改めて
家族愛や
血のつながらない
家族について
問いかける作品。
父役も
子供たちも
素晴らしい
俳優を
集めているが、
特筆すべきは
「国際市場で
逢いましょう」
「親切な
クムジャさん」の
ラ・ミランの
演技だろう。
子供を亡くし、
その心の穴を
埋めるべく、
ホームレスを
引き取る
おばさんを
演じる。
原題は
「Highway Family」。
あまりに
悲惨な
生活ぶりに、
生理的な
嫌悪感を
抱く人もいる
だろうが、
そのことが、
後半、身重の
妻の態度を
一変させることに
なるので
必要悪なのだろう。
軽いタッチで、
重い社会的な
テーマを描く
作品は、
予測不能で、
超お薦めしたい。
まだまだ、
面白いネタが、
転がっている
ことを示す、
良心に
問いかける良作。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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