映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方、あまり観ない方も、
ご参考までに(*´∀`*)
「恋人たち」(PG12)
2015年11月14日公開(140分)
2015年のキネマ旬報
ベスト10の1位に
選出された作品。
主人公は、
奥さんを通り魔に
殺された青年。
何もやる気が
起きなかったが、
ようやく
会社勤めを始め
再起を
はかろうとしている。
彼の事件の
担当弁護士は、
階段から落ちて骨折。
ゲイの友人が
面倒を見てくれるが。。。。。
3人の主人公には
全くの新人を配し、
普通の人の
普通の不幸を、
ほとんど
交わることのない設定で描く。
あえて3つの話を
オムニバスにせず、
少しずつ細切れに
描いていく点は
監督の脚本と
その力量を評価でき、
評論家が好きそうな
映画とは言える。
ただ、
3人の新人の個人技に
頼った部分もあり、
本作が2015年で一番の邦画と
自信を持っては言い難い。
タイトルの
「恋人たち」も、
意味深で、
どれをもって恋人
としているのかは、
理解しづらい。
重く、難解な
作品であるが、
一応昨年の
一位の映画だから
見てみようと言う人
以外にはお薦めしない。
前作「ぐるりのこと」は
10年後でも、
あの年を代表する
橋口監督作品と
言えるのであるが、
本作は3年後には
忘れられている気がする。
あまりに
対照的であり、
見てない方には、
「ぐるりのこと」を
お薦めする。
コメント