映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「三島由紀夫VS東大全共闘
50年目の真実」
2020年3月20日公開(108分)
三島自決1年半前にあった
東大全共闘との討論会
ドキュメンタリー。
1969年5月13日、
三島由紀夫は、
大学の不正運営などに
反対した学生によって
始まった学生運動の中でも
武闘派といわれた
東大全共闘の討論会に、
警視庁からの警護の
申し出を断り
単身で乗り込んだ。
およそ1,000人の
学生が集まった教室で、
極右と極左の2時間半に
及ぶ熱い討論を交わす。。。。。
圧倒的熱量という
宣伝文句どおり、
両者の熱い討論会だった。
今、
こんな話ができる連中が
日本にいるのか?
三島は本当に天才だが、
東大の連中も凄い。
初めて東大の
論客の凄さを見た。
1000人は、
三島が論破されるところを
期待したようだが、
彼は、頭がよく、
ユーモアも交えて、
とてつもない
緊張感をほぐす。
話は、哲学、芸術、
天皇制と幅広いが、
シナリオもない中で、
凄い話が続く。
正直、筆者も
理解できないような
ハイレベルの部分もあったが、
うまく編集されていた。
特に、
時代背景がわからない
人のために、
その前年からの日本の動き、
学生運動、そして万博、
三島の自決と学生運動の
終結までをうまく
まとめている。
2019年にTBSで
見つかった貴重な
フィルムだが、
見事に修復。
東大の論客・芥が
抱いていた娘が愛らしく、
ドキュメンタリーらしさを
一層あぶりだしていた。
70歳前後の
学生運動全盛期の方は、
もちろん、
三島由紀夫を知る上でも
価値ある作品と
なっているので、
戦後の歴史の一幕を
見たい方には、
是非お薦めする。
今の冷めた学生が見たら、
どう思うだろうね。
50年前の学生は熱い!
コメント
ご無沙汰してます!お元気そうです。
この映画、見に行きたいと思います!