映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「それでもボクは
やってない」
TV鑑賞
2007年1月20日公開(143分)
周防監督の
社会派ドラマの
傑作を再び
WOWOWで鑑賞。
フリーターの
金子徹平
(加瀬亮)は、
通勤ラッシュの
電車で
女子中学生から
「痴漢したでしょ」
と訴えられてしまう。
まったく
身に覚えのない
金子は、
話せば分かって
もらえると思い、
大人しく駅の
事務室に行った。
しかし、
「ボクはやってない!」
という訴えも
むなしく、
そのまま警察に
連行されてしまう。
その日から、
留置所暮らしを
余儀なくされた
金子の
無実を訴える
戦いが始まった。
心が折れかけた
徹平だが、
彼の無実を
信じる家族や親友、
元彼女らの
運動で、
元判事の
荒川弁護士や
市民団体の
助力を得て、
徹平は
証拠を固めて
裁判で真実を
明らかに
しようとする。。。。。。
当時の
日本アカデミー賞を
総なめした傑作は、
13年を立っても
色あせず、
えん罪の恐ろしさを
教えてくれる。
特に今、
某ばか議員が
「女はいくらでも
嘘をつける」
という発言が
あっただけに、
えん罪と
なった男性が
数多くいるのではと
心配になった。
痴漢容疑では
99%が
有罪になるという
不思議の国
ニッポン。
ラストの
徹平のセリフ
「裁判は真実を
見極める
場所でなく、
とりあえず、
出された
証拠から
有罪か無罪かを
決める場所」
であるという
諦めに
近い言葉は、
心にぐさりと
刺さる。
出演は、
役所広司、
瀬戸朝香、
もたいまさこ、
山本耕史、
三石研、
小日向文世、
大森南朋、
野間口徹、
田中哲司、
鈴木蘭々、
清水美沙ら
オールスターキャスト。
もし
見ていない人
がいたら、
日本の
裁判制度に
一石を投じる
秀作として、
見て頂きたい。
超お薦めします。
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