映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「望み」
2020年10月9日公開(108分)
ある事件に巻き込まれた
高校生の家族を描くサスペンス。
一級建築士として
活躍する石川一登(堤真一)は、
誰もがうらやむような
裕福な生活を送っていたが、
高校生の息子(岡田健史)が
無断外泊したまま
帰ってこなくなってしまう。
その行方を捜すうちに、
彼が同級生の殺人事件に
関わっていたのではないか
という疑いが浮上してくる。
たとえ被害者であろうとも
息子の無実を信じたい一登、
犯人であっても
生きていてほしいと願う
妻の貴代美(石田ゆり子)。
二人の思いが交錯する中、
事態は思わぬ方向へと
突き進んでいく。。。。。。
親という立場で
見入ってしまった。
父と母の立場は違うが、
堤と石田がそれぞれを好演、
また受験が迫る妹を
清原伽耶が熱演し、
引き込まれた。
犯人捜しが
主題でないので、
本格的サスペンスとしては
見ないで欲しい。
加害者か被害者か
わからない息子を思う
親の心情を、
堤監督がうまく
引き出している。
また、
松田翔太が出るだけで、
かなり怪しい感を
振りまいてくれた。
原作は
「クローズド・ノート」
「検察側の罪人」などで
知られる雫井脩介。
ティーンエイジャーの
子供を持つ親の動揺は、
先日のフランス映画
「ブレスレット
:鏡の中の私」でも
描かれていたが、世界共通。
中高生を持つ親世代なら、
絶対に共感できるので、
お薦めしたい。
新幹線のチケット窓口で
誰かが聞いた
「のぞみはありませんが、
ひかり(光)はあります」
という名言があるが、
是非、親としての
「のぞみ」と「ひかり」を、
この映画に見出して欲しい。
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