映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「裏窓」
1955年1月29日日本公開(115分)
TV鑑賞(字幕版)
妄想が妄想を生む
ヒッチコックの
傑作サスペンス。
カメラマンのジェフ
(ジェームズ
・スチュワート)は
足を骨折し、
ニューヨークは
グリニッチ
・ヴィレッジの
アパートで療養中。
身動きの取れない
彼にとって
退屈しのぎの楽しみは、
窓から見える中庭と
向いのアパートの
住人たちを
眺める事だけ。
だが、
その中で、
セールスマンの夫と
激しい口論をしていた
病床の妻の姿が
見えなくなった事に
気づいた。
セールスマンの
様子を窺う内に、
ジェフはその男が
女房を殺したのでは
ないかと推測、
恋人のリザ
(グレース・ケリー)と
看護人ステラの
協力を得て調査を
始めるのだが。。。。。
連日、
暑い日が続き、
皆、
アパートの窓を
開けている。
外で寝る夫婦、
セクシーなダンサー、
新規入居の
新婚さん、など、
いろんな人間模様が
垣間見える。
人の人生を覗くのは
楽しいもので、
彼は暇にかこつけて、
望遠カメラを利用し、
いろんな部屋を
覗いている。
カメラはほぼ、
彼の部屋の中に
あるのだが、
ウイットに
富んだ会話と、
ユーモラスな
シーンで、
見るものを
引き付けてしまう。
また、
25歳くらいの
グレース・ケリーの
美しさも際立ち、
来ている衣装は
女性たちの
ファッション心を
くすぐる。
ブロンド好きの
ヒッチコックが
離さなかった
ケリーだが、
「ダイヤルMを回せ」
などと並んで、
彼女の代表作。
そんな彼女と
結婚する気もなく
「Keep things
status-quo」と言う、
J.スチュワートも
当時最高の人気男優。
彼の勝手な妄想が、
周りを巻き込んで
殺人事件を
作っていく展開は、
劇場で見たときの
ドキドキ感を
思い出させてくれた。
小学生のころTVの
「ヒッチコック劇場」
にはまり、
LAでは「サイコ」の
撮影に使われた
サイコ・ハウス
にも行ったが、
やはり細工が
本当にうまい
監督のひとり。
ところで、
監督のカメオ出演の
場面はわかりましたか?
作曲家の部屋の
シーンをよく
見ておいてください。
遊び心があって、
おしゃれな
サスペンス作品は、
アカデミー賞4部門
ノミネートで、
もちろん
超お薦めの作品です。
ちなみに、
あのアパートは
すべてセットだそうです。
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