「月の満ち欠け」のあらすじとネタバレ⁈ 直木賞の小説を映画化した輪廻転生の物語。

2022年
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「月の満ち欠け」

2022年12月2日公開(128分)

直木賞の小説を
映画化した
輪廻転生の物語。

東京。小山内堅
(大泉洋)は

愛する
家族と幸せに
暮らしていたが、

予期せぬ
事故で

妻・梢(柴咲コウ)と
娘・瑠璃を
同時に亡くす。

深い悲しみに
暮れ、

実家のある
青森・八戸に

戻った
彼のもとに、

ある日
三角哲彦(目黒蓮)と

名乗る男が
やって来る。

彼は瑠璃が、
事故当日に

面識のないはずの
自分を

訪ねようと
していたことや、

かつて自分が
愛した女性

・正木瑠璃(有村架純)
との思い出を
話しだす。。。。。

 

原作は
未読ながら、

ストレートに
涙が出てきた。

それは
あまりに

多くの若い人が
亡くなる
映画だからか、

思い出したくない
ものを

見せられる
辛い父の
切なさなのか。

タイトルの
「月の満ち欠け」は、

月が生まれ
変わりを

示す存在で
あることに

由来しており、

いろんな月が
所々に出てくる。

伊藤沙莉
田中圭なども出て

オールスターキャストの
作品だが、

出てくる
子役数名が
どれもうますぎる。

監督は
最近だけでも
「あちらにいる鬼」

「母性」と絶好調の
廣木隆一。

今回は柴咲コウ
有村架純

撮影技術が
本当に素晴らしく、

とても美しい
仕上がりの
カットが多い。

 

ただ、
転生した人が

こんなに多く
存在するのは、

森田健の小説
「生れ変わりの村」を

映画化した
「スープ」の

設定に
類似しており、

筆者的には、
2012年の映画

「スープ
:生れ変わりの物語」
もお薦めしたい。

舞台となった
高田馬場、

特にレトロな
早稲田松竹には

しばらく
行っておらず、

また行きたい
映画館のひとつ。

それと
ジョン・レノンの歌

「Woman」と
オノ・ヨーコの歌も、

いいアクセントに
なっている。

かなり切ない
物語だが、

有村ファン
柴咲ファン
早稲田
松竹ファンには

是非、
お薦めしたい
純愛作品。

 

また、
小津安二郎監督の

「東京暮色」も
懐かしく、

ビビアン・リーの
「アンナ・カレニナ」と

共に
映画ファンにも、

楽しんでもらえる
設定となってる。

「生れ変わっても
その人に会いたい」と

思わせるような
恋愛をしたい方、

必見でしょう。

 

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