映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「a-ha The Movie」
(ノルウェー・ドイツ合作)
2022年5月20日公開(112分)
ノルウェー出身の
ポップグループ
「a-ha」のドキュメンタリー。
1982年の
ノルウェー・オスロ。
モートン・ハルケット、
ポール・ワークター、
マグスの3人の若者が、
国際的な
ポップスターを夢見て
シンセポップバンドを
結成する。
1984年に
デビュー曲として
「TAKE ON ME」で
世に出て、
国内では大ヒットする。
しかし、
国際的なヒットを
目指して
プロモーションし、
翌1985年に
アレンジバージョンが
リリースされた
「TAKE ON ME」は
世界中を魅了し、
彼らは一躍
スターダムに
のし上がる。
その後も次々と
ヒット曲を世に
送り出す一方で、
メンバーの関係に
亀裂が生じてしまう。。。。。
3人の出会い、
バンドの誕生、
狂騒の80年代から
90年代、解散、
そして再結成と
今を語る作品。
特に印象的なのは、
「TAKE ON ME」を
世界ヒットさせた
MVの作成と、
そのMVに
使用された
スケッチ・アニメと
実写の混在を、
本ドキュメンタリーでも
多用していること。
彼らが真剣に
世界デビューを
画策し、
プロデューサーと
戦略を練った
ビジネス成功物語
としても
とらえることができる。
韓国に相当先を
行かれている
日本のシンガーも、
本作は絶対見るべき
映画じゃないかな。
また、
当初ビジュアル系
だったグループが
大人のバンドに
脱皮していく瞬間も
見事にとらえている。
ただ、
「ボヘミアンラプソディー」
のような
再現作品ではないし、
ドキュメンタリー
としての作りは平凡で、
20万人を集めた
2015年のブラジル
「ロック・イン・リオ」
での再結成ライブの
熱狂も伝わりにくいが、
3人が仲たがいし、
ソロ活動を
始めた時の肉声などは
貴重な映像。
現在も活動しており、
ボーカルだけが
目立つ中で、
3人がそれぞれに
実力のある
アーティストである
ことが良くわかる。
どうしても
「TAKE ON ME」の
存在が圧倒するが、
「ハンティング・ハイ
・アンド・ロウ」や
「007」の主題歌
「リビング・ディライツ」他、
多くの楽曲を
楽しむこともできる。
ファンには
絶対お薦めする作品。
来日した際の
浅草や銀座の
シーンもあります。
コメント