映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「渇水」
2023年6月2日公開（100分）
子供の貧困に
焦点を当てた
社会派
ヒューマン・ドラマ。
前橋市。
日照りが続く、
ある年の夏。
岩切俊作
(生田斗真)は、
市の水道局員
として水道料金を
滞納する
家庭を訪ね、
水道を止めて
回る業務に
当たっていた。
県内全域で
給水制限が
発令される中、
岩切は訪問した
ある家で
幼い姉妹(山崎七海、
柚穂)と出会う。
父親が蒸発し、
母親(門脇麦)が
家に帰らなくなり、
二人きりで
家に取り残された
姉妹を前に
水を止めて
いいのか
葛藤する岩切は、
悩みながらも
規則に従って
停水を執行する。。。。。
今、社会問題
となってる
「子供の貧困」に
焦点を当てた
90年代の
河林満の小説の
映画化。
30年経っても、
状況は何も
変わっていない
わけだから、
日本で子供を
作ろうなんて
若い人は
思わないはず。
一番驚いたのは、
前橋程度の
人口の街で、
水道を止める
件数が1日
十数件もあること
（2班あることを
考えると、
1日30件？）。
それだけ
貧困は進んでおり、
とある議員が
「万引家族」の
ような家族は
日本では、
ありえないから、
そんな映画は
見ないと
発言したが、
貧困の実態は
そんな
もんじゃない程、
進んでいて、
議員たちが
事実から目を
背けようと
していることが
明らか。
生田斗真さんは
2013年の映画
「脳男」の
プレミア試写会で
本物を見たが、
ジャニーズ
らしからぬ
チャレンジングな
作品に常に
出演しており、
本作でも
家族崩壊した
男の苦悩を演じる。
相方を演じるのは
筆者の
一番推しの
磯村優斗。
ダメ母を門脇麦。
さらに、
尾野真千子や
柴田理恵と
いったところが
脇を締める。
子役の2人も
最高の演技で、
新人賞候補。
ラストの岩切の
行動を見て、
あなたは
「太陽と空気と
水は無料」派なのか、
そうでないのか、
よく考えて欲しい。
犠牲に
なるのが、
常に
子供のような
弱者であり、
胸を
締め付けられる
作品は、
リアルに
重いですが、
超お薦め
としたい。
プロデューサーは、
「孤狼の血」などの
白石監督。
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