映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「サクラサク」
2014年4月5日公開(107分)
さだまさしの
短編小説の映画化。
主人公(緒方直人)は、
母が死んだあと、
父(藤達也)に
男手ひとつで育てられ、
今や大手会社の部長。
役員昇進も目の前だが、
その父に認知症が
見えてきた。
徘徊やおもらしなどする
父に妻(南果歩)や娘は、
十分な介護をせず、
家族は崩壊状態。
彼は、
育ててくれた父のために、
仕事も捨て、家族全員の
絆を取り戻そうと、
大昔、
父が住んでいたと
思われる北陸へ、
家族を無理やり連れて
旅に出るロードムービー。
どうも原作の詰めが
甘いのか、
あまりに現実とは
かけ離れた設定に、
残念ながら共感できない。
ファンタジーとして
とらえるなら、まだしも、
東京に戻った後、
物凄い現実にさらされて、
せっかくつないだ
家族の絆がまた、
ぶちきられるのではないか
という恐怖感まで漂う
作品となってしまった。
これをお涙ちょうだいの
感動作と言える方は
本当に幸せ。
宣伝のポスターは
サクラと、家族の見事な
写真になっており、
ポスター作成者には
拍手を送りたいが、
皆さんには、あまり
お薦めできません。
(ただし、
同じさだまさしでも
「外夏」や
「アントキノイノチ」は
秀作です。
こちらは見てください)
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