映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「市子」
2023年12月8日公開（126分）
幸せの絶頂から
突然失踪となる
ミステリー
人間ドラマ。
2015年。
川辺市子
（杉咲花）は
3年間一緒に
暮らしてきた
恋人・長谷川義則
（若葉竜也）から
プロポーズを受けるが、
その翌日に
こつ然と姿を
消してしまう。
途方に暮れる
長谷川の前に、
市子を捜している
という刑事・後藤
（宇野祥平）が現れ、
彼女について
信じがたい話を
告げる。
市子の行方を追う
長谷川は、
昔の友人や
幼なじみ、
高校時代の
同級生など
彼女と関わりの
あった人々から
話を聞くうちに、
かつて市子が
違う名前を
名乗っていた
ことを知る。
やがて長谷川は
部屋の中で
1枚の写真を
発見し、
その裏に
書かれていた
住所を訪れるが。。。。。
40歳の監督
・戸田彬弘率いる
劇団の舞台
「川辺市子のために」を
映画化した衝撃作。
結婚の
プロポーズを受け、
幸せのピーク
となるが、
翌日に失踪する。
恋人は本当の
彼女を
知らなかったと、
彼女の過去を
探るが、
その壮絶な人生が
浮き彫りになる。
主演の2人は、
感情の抑揚が効いて、
本当に
引き込まれた。
脇に中村ゆり、
森永悠希
（「ちはやふる」の）、
倉悠貴らが
固める。
ただ、
近しい間柄だから、
夫婦だから
相手のことを
知っているか
というと
意外と
知らない話は、
最近作
「アンダーカレント」
もそうだし、
「ある男」や
「嘘を愛する女」でも
描かれているので、
賞取りとなると、
ちょっと厳しいかも。
ただし、
脚本は綿密に
練られており、
素晴らしい。
ヤングケアラー
として介護を
している方、
名前を変えて
他人として
生きている方などは
必見の作品。
冒頭とラストに
同じプロポーズの
シーンがあるが、
彼女の涙の
意味が全く
別のものに
感じられるのは、
本当に驚く。
杉咲花の
強烈な熱量を
感じられる
超お薦め作品。
コメント