映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ブラック・レイン」
(午前10時の映画祭)
1989年10月7日公開(125分)
日本舞台の
クライム・ハードボイルド
・アクションの傑作。
ニューヨーク市警の
刑事ニック
(マイケル・ダグラス)と
チャーリー
(アンディ・ガルシア)は
ヤクザの佐藤
(松田優作)を逮捕し、
日本に連行する。
しかし目的地の
大阪に到着するなり、
佐藤が仲間の
手によって逃亡。
言葉も
通じない国で
困惑しながらも、
ニックと
チャーリーは
佐藤の追跡に
乗り出す。
そんな二人を
監視する
ベテランの
松本警部補(高倉健)。
やがて
チャーリーが
佐藤に
惨殺される
という事態に。
復讐に燃える
ニックは
松本とともに
佐藤を追う。。。。。。
34年ぶりに
大スクリーンで鑑賞。
完成度が高く、
単純に
面白い作品。
日本や日本人の
描き方も
おかしくない
ハリウッド作品。
監督は
「エイリアン」
「ブレードランナー」を
撮り終えた
リドリー・スコット。
その後の活躍は
語るまでも
ないだろう。
世界でも
一流の監督となった。
また撮影が
「スピード」
「ツイスター」の
ヤン・デボン監督
というのも驚いた。
しかも音楽は、
今やアカデミー賞常連の
ハンス・ジマー。
本作は彼の
初期の作品だが、
アカデミー賞
ノミネートされている。
主演は
M.ダグラスが、
麻薬密売事件で
金を横領した刑事。
そして
その相棒が、
当時は若造の
A.ガルシア。
「ゴッドファーザー3」
「オーシャンズ11」
シリーズ前の
作品となる。
日本側は
高倉健で、
英語セリフも
結構あり。
そして本作が
遺作となった
松田優作。
サイコのように
人を殺し、
抜群の
存在感を示す。
他にも、
内田裕也、国村準、
神山繁、安岡力也、
ガッツ石松、
小野みゆきら。
クラブ「ミヤコ」の
ホステスに
「インディジョーンズ
魔宮の伝説」の
ケイト・キャプショー。
原題の
「Black Rain」は、
親分の
若山富三郎が、
B-29による
空襲後に振った
「黒い雨」の
逸話を語る。
それが、
義理人情の
世界から、
米型の
個人主義的な
佐藤(松田優作)
のような
アウトローを
生んだと
皮肉っている。
超一流の
スタッフと
俳優陣が
終結した作品は、
今見ても、
全く色あせない
どころか、
大変楽しめる
エンタメなので、
是非、この機会に
ご覧ください。
スクリーンに蘇る
高倉健や松田優作の
夢の競演。
バイク・チェイスの
シーンの迫力。
デコトラや
当時の道頓堀に
心斎橋など
懐かしいシーンも
蘇ります。
間違いなく
超お薦め。
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