映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「倣慢と善良」
2024年9月27日公開（119分）
辻村深月の
ベストセラー小説を
映画化した
リアル恋愛ドラマ。
これまで
仕事も恋愛も
順調だった
西澤架
（藤ヶ谷太輔）は、
長年交際していた
恋人にフラれた
ことをきっかけに、
マッチングアプリで
婚活を始める。
そこで出会った
控えめで
気の利く坂庭真実
（奈緒）と
付き合い
始めたものの、
1年経っても
結婚に踏み
切れずにいた。
ある日、真実が
ストーカーに
狙われている
ことを知った架は、
彼女を守る
ためようやく
婚約を決意するが、
真実は突然姿を
消してしまう。
真実の行方を
求めて彼女の
両親や友人、
同僚、過去の
恋人を訪ね
歩くうちに、
架は知りたく
なかった
彼女の過去と
嘘を知る。。。。。
原作未読。
自分でなかなか
決められない
男と良い子を
通してきた
女のミステリー風
恋愛劇。
自分の価値観が
試される
婚活アプリを
使うが、
自己愛が強い
現代の若者は、
物事から
逃げてしまう
のだろうか？
まさに、
結婚できない
（しない？）
現代の縮図を
見せつけられる。
20代～30代には、
リアルに
共感できる
物語だが、
やはり主演の
藤ヶ谷君が
傲慢に見えない。
むしろ
良い人に見え、
そんな良い人に
ストーカーの
嘘をついたり、
福岡まで逃げる
彼女の心理が
わからなかった。
恐らく、
原作では、
もっと二人を
深く掘り下げて
いるのだろうが、
藤ヶ谷君には、
ちょっと
無理だった。
一方で
素晴らしいのが、
傲慢と善良の
解説をする
出番の少ない
大御所の
前田美波里。
そして
毒母役の
宮崎美子と、
嫌いな友人の
桜庭ななみ。
この2人が
悪役となったことで、
全体がしまった
気がする。
共演は他に
倉悠貴、西田尚美ら。
監督は快作
「ブルーピリオド」の
荻原健太郎。
辻村深月原作の
映画は
「ハケンアニメ！」は
まずまずだったが、
「ツナグ」
「かがみの孤城」も
映画としての
出来は
もう一つ。
本作も見る人を
選ぶ作品で、
同じ婚約者が
消える系なら
「市子」の方が
インパクトが
大きい。
結婚間際
（まぎわ）の
彼女に70点しか
つけない方、
警察沙汰に
なるような
嘘を平気でつける方は
是非ご覧ください。
題名はやはり
ジェイン・オースチンの
「高慢と偏見」に
ひっかけたらしい。
コメント