「コール・ジェーン‐女性たちの秘密の電話‐」のあらすじとネタバレ⁈妊娠中絶の 権利獲得までの 社会派ドラマ。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「コール・ジェーン‐
女性たちの秘密の電話」

2024年3月22日公開(121分)

妊娠中絶の
権利獲得までの
社会派ドラマ。

1968年、
シカゴ。

裕福な主婦ジョイ
エリザベス・バンクス)は

何不自由ない
暮らしを
送っていたが、

2人目の
子どもの

妊娠時に
心臓の病気が
悪化してしまう。

唯一の治療法は
妊娠をやめることだと

担当医に
言われたものの、

当時の法律で
中絶は許されておらず、

地元病院の
責任者である

男性全員から
手術を拒否されてしまう。

そんな中、
ジョイは街で

目にした
張り紙から、

違法だが
安全な中絶手術を
提供する

アンダーグラウンドな
団体「ジェーン」
にたどり着く。

その後ジョイは
「ジェーン」の
一員となり、

中絶が必要な
女性たちを
救うべく奔走するが。。。。。

重い内容だが、
ポップな
60~70年代の音楽や、

旦那や娘に
いつばれるのかという

ヒヤヒヤ状態が
続くので、

エンタメ性も高く
見やすい作品。

仏映画「あのこと」
2022年)も

予期せぬ
妊娠を描いたが、

そちらは
大変辛い話に
なっていた。

今回は、行動する
たくさんの

女性たちが
世界を動かす展開で、

12000人の
女性を救った

実在の団体
「ジェーン」と
女性の権利獲得までを
描く。

主演のバンクスは、
いかにも中流以上の
ムードを醸し出し、

かっこいい
シガニー姉さん
シガニー・ウィーバー)が
団体の代表を務める。

しかし、
自分の体験を元に
ニセ医師を脅し、

手術方法を
習得すると、

バレバレの
絵の習い事を理由に、

団体の活動に
のめりこむ。

監督は「キャロル」で
アカデミー賞
本賞受賞の
フィリス・ナジー。

ただ、本作では
お隣との不倫(未遂?)や

娘のエピソードなどは
不要だったかも。

それよりも
最後の判決が
あっさりだったので、

もう少し
裁判劇も見せて
欲しかった。

また、敬虔な
キリスト教徒の
旦那(クリス・メッシーナ)が

反対するかと
思いきや、

弁護士として
立ち上がるし、

ちょっと
つながりが悪い点は
見られた。

病気、貧困、
多産など様々な理由で

中絶を求める
女性たちの

悩み・苦しみを
少しでも
理解して欲しい。

ベルリン映画祭出品の
ハラハラ劇は、

多くの女性にも
見て頂きたい。
超お薦めです。

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