映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「マイ・サンシャイン」
(PG-12)(ベルギー、仏、米)
2018年12月15日公開(87分)
筆者も
巻き込まれた
「ロス暴動」を
背景にした
ヒューマン・ドラマ。
1992年、
ロサンゼルスの
サウスセントラル。
ミリー
(ハル・ベリー)は、
家族と暮らせない
子供たちと
共に生活していた。
隣人のオビー
(ダニエル
・クレイグ)は、
うるさい彼らに
苦情を言いながらも
見守っていた。
しかし、
黒人が被害に
遭った事件に
不当な判決が
下されたことで
暴動が発生し、
放火、略奪など
街中が地獄と化す。
そして、
ミリーたちに
思わぬ影響が出る。。。。。
15歳の
黒人少女が
韓国女性に
射殺された事件と、
ロドニー・キング
暴行事件に始まる
史実と実際の
映像を使い、
92年の悪夢を
思い出させてくれる
演出。
その中にからむ
家族と隣人は、
なすすべもなく、
暴動に巻き
込まれていく。
たまたま、
筆者は
その現場におり、
LA空港から
外に出ることも
出来ず、
TVで炎上する
ロスの街を
1日眺めていた。
史実を
知らない人には、
2人の役者と
希望のような
映画タイトルに
魅かれて
行くのだろうが、
たった
1日の現実が
家族の視点を通して、
見事に
凝縮されている。
原題は
「Kings」。
これは
ロドニー・キングと
キング牧師の2人を
意味している
ようだが、
約30年たっても
人種差別の
無くならない
米国の危うい状況を
表すには、
そのままの
タイトルでも
よかったのでは。
ただ、
血は繋がって
いないが、
一番大切な家族
(マイ・サンシャイン)
を暴動の中、
探すミリーの
勇気と愛には
同系の
「デトロイト」とは
異なる命が
吹き込まれていた。
ロス暴動が
少しでも
記憶にある方には
是非、
お薦めしたい作品。
本作が
「裸足の季節」の
トルコの女性監督
デニズ・ガムゼ
・エルギュヴェン
というのも驚き!
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