映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「バハールの涙」
(仏、ベルギー、
スイス、ジョージア合作)
2019年1月19日公開(111分)
息子をISに
さらわれ、
女性戦闘員
となった女性の
ヒューマン・ドラマ。
弁護士の
バハール
(ゴルシフテ
・ファラハニ)は、
クルド人
自治区の町で
息子と夫と共に
平穏に暮らしていた。
だがある
日突然、
過激派組織ISが
彼女たちの
故郷を襲い、
男性は
皆殺しにされ、
女性たちは
性的奴隷
として売られ、
少年たちは
無理やり
ISの
戦闘員養成校に
入れられる。
その数か月後、
バハールは
女性武装部隊を
結成し、
さらわれた息子を
助け出そうとする。。。。。
本作は
2014年頃に
実際に起きた
事実に基づいて
作られた物語。
「女性に
殺されたら
天国へ行けない」
とされる
イスラムの
教義を
逆手に取って、
攻め込む
バハールら
女性戦闘員の
母としての
強烈な愛が
胸を締め付ける。
また、
もう一人の
主人公である
フランス人
・ジャーナリストは、
片目を
失いながらも、
これらの事実を
報道するために、
バハールに同行し、
写真を撮る。
極限状態の
中でのヒリヒリした
緊張感が続くが、
今年の
ノーベル平和賞に
性的奴隷だった
女性が
受賞したように、
まさに
今見るべき作品。
主演は
「パターソン」の
G.ファラハニが、
笑顔を封印して
魂の熱演。
戦争というのは、
ここまで醜く、
酷いもの
であることを
平和ボケした
人々が改めて
知ることができる
価値のある作品。
本当に辛い
シーンの連続だが、
超
お薦めいたしたい。
原題は
「Girls of the Sun」。
太陽の仲間たち
というのが、
女性部隊の名前。
良かったら、読んで見て下さい。
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