映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ひとよ」
(PG-12)
2019年11月8日公開(123分)
夫を殺害した母が
戻ることで起こる、
家族の確執と絆を描く
人間ドラマ。
ある雨の夜、
稲村家の母・こはる
(田中裕子)は3人の子供たちを
夫の暴力から守るため夫を殺害し、
子供たちとの再会を
誓って家を後にした。
事件以来、
残された次男
・雄二(佐藤健)、
長男・大樹(鈴木亮平)、
長女・園子(松岡茉優)は、
心に傷を抱えたまま成長する。
15年後、刑期を終え、
こはるが帰ってくる。。。。。。
壊れた家族が
再生する映画は、
是枝作品を含め多いが、
これは失敗作。
3兄弟と母の設定は
悪くないが、
それらがまとまる理由として
流れ者のタクシー運転手
(佐々木蔵ノ介)が出てくるが、
これが不要。
元やくざ者に見えないし、
映画に共感できない原因を
作り出してしまった。
家族のことは家族内で
完結して欲しかったが、
脚本のミス。
これではさすがの
白石監督も力を
発揮できなかった。
「ひとよ」という
タイトルは「人よ」とも
「一夜」とも読めるが、
「一夜」で激変した
家族の物語というよりは、
「人よ」と訴える作品に
したかったはず 。
しかし、
オールスターキャスト
映画ながら、
観客に伝わらず。
原作は舞台劇とのこと。
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