映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「東京オリンピック」
1966年5月15日公開(154分)
1964年の東京オリンピックの
公式記録映画。
当初、黒澤明が
監督する予定だったが、
降板。
市川崑が監督したが、
ドキュメンタリーという
枠を超えた芸術性が当時、
議論を起こしたらしい。
色々な競技を
淡々と撮るだけでなく、
スローモーションを使って、
筋肉の動きを撮影したり、
敗者に焦点を当てたり、
物語はない中で、
物語性を持たせる
展開となっている。
筆者は本五輪を実際に
見た世代ではないが、
いろんな発見や
驚きがあった。
1万m走にマラソンの
円谷が出てたり、
陸上に王と長嶋が観客として
見に来ていたりしてた。
競技に入る前の選手の
ルーチンばかり撮影したり、
足やあごだけの映像もあった。
当時の日本のユニフォームは
Japanでなく、Nippon。
西ドイツの国家は喜びの歌。
体操や鉄棒では、
その音に注目し、
着地の際の凄い音には、
驚かされる。
雨の日の傘や、
夕食会場にスポット当てた
シーンありと約3時間の大作だが、
今見ても新鮮。
本作を見て思い出したのは、
1973年の映画
「時よ止まれ君は美しい」。
こちらは世界の8大監督が
作ったオムニバス形式の
ミュンヘン五輪公式映画だが、
やはり市川崑が日本から参加。
さて、
今回の東京オリンピックは、
女性監督・河瀨直美だが、
新たな視点の映画
となるのか期待したい。
かつての五輪の感動を
体験したい方には
お薦めする。
なんと当時の
100mのタイムは
10秒フラットで世界新でした。
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