「テルアビブ・オン・ファイア」のあらすじと感想?!イスラエルとパレスチナ問題を風刺したコメディ。

映画2020年
スポンサーリンク

映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

1

「テルアビブ・オン
・ファイア」

(イスラエル、仏、ベルギー、
     ルクセンブルク合作)
 2019年11月22日(97分)

イスラエルとパレスチナ問題を
人気ドラマで風刺したコメディ。

パレスチナ人のサラムは、
出演者の言語指導を
担当している人気メロドラマ

「テルアビブ・オン・ファイア」
の制作現場に向かう際、

イスラエルの検問所を
通っていた。

ある日彼は、
イスラエル軍司令官の
アッシに呼び止められる。

そこでサラムはドラマの
脚本家だと口から
出まかせを言ってしまう。

それを信じたアッシは、
ドラマの大ファンである
妻に自慢しようと、

サラムが検問所を
通るたびに脚本の
アイデアを出し、

そのように変更しないと、
検問を通さないと言い出す。。。。。。

画像6

メロドラマの舞台は
1967年の第3次中東戦争が
舞台となっており、

その背景が筆者にも
よく理解できてないが、

要は主人公がイスラエルと
パレスチナの間で
板挟みになって、

ドラマの物語が適当に
変わっていってしまうお話し。

さらにその
ドラマの結末は、

またまた予想外の
笑撃的なものとなる。

ヴェネチアをはじめ
各国の映画祭で
大絶賛されたが、

日本人には少し
わかりにくいブラック・コメディ。

画像1

ただ、
中東料理の定番フムス
というひよこ豆の
ペーストの味をめぐるシーンは、
なかなか面白い(ただ、
これも日本人には
決しておいしいものではない)。

緊張感のあるイスラエルで、
こんな映画が作れるくらい
平和になったのか、

めったに来ない
イスラエル映画だけに、
お気楽に見ても良いだろう。

監督は、
イスラエル生まれの
パレスチナ人である
サメフ・ゾアビ。

ややこしい両国の関係を
ひよこ豆でくるんだ快作は、

政治に興味のない人にも、
お薦めです。

画像5

コメント

タイトルとURLをコピーしました