映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「デストラクション
ベイビーズ」
DVD鑑賞 R-15
2016年5月21日 公開(106分)
暴力に
取りつかれた
若者を描く
狂気の問題作。
愛媛県の
こぢんまりとした
港町・三津浜の造船所に
2人で生活している
芦原泰良
(柳楽優弥)と
弟の将太(村上虹郎)。
ケンカばかりしている
泰良はある日
突然
三津浜を後にし、
松山の中心街で相手を
見つけてはケンカを
吹っ掛けていく。
そんな彼に
興味を抱いた
北原裕也
(菅田将暉)が近づき、
通行人に
無差別に
暴行を
働いた彼らは、
奪った車に
乗り合わせていた
少女・那奈
(小松菜奈)を誘拐し、
一緒に松山市外へ
向かう。。。。。
主人公が破滅に
向かう映画は
たくさんあるが、
道歩く人に喧嘩を
吹っかけて行く
映画は初めてだ。
特別に強い
わけではないが、
ボコボコに
やられながらも、
また次の
ストリートファイトに移る。
観客は
次々に起こる
暴力シーンを見せられ、
逃げ場が
無くなるため、
映画の良しあしの判断は
大きく分かれるところ。
ただし、
今をときめく
有望若手俳優を
揃えた映画の持つ
熱量は多く、
特に柳楽は、
化け物とも呼べる
人物を演じきった。
監督は
「宮本から君へ」でも、
暴力的な愛を描いた
真利子哲也。
タイトルの
『ディストラクション』とは、
『Distraction
(気晴らし、動揺)』
と
『Destruction(破壊)』という
類似する発音で
2つの意味を
持たせたらしい。
キネマ旬報をはじめ
各映画賞を
受賞した作品は、
ブラピの
「ファイトクラブ」
とは違う、
意味のない暴力を
描いた期待どおりの
出来栄えで、
超お薦めしたい。
ただし、
ぶっ飛び系が
だめな人は
控えた方がいいかも。
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