映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「八甲田山」
DVD鑑賞
1977年6月18日公開(169分)
実話に基づく小説
「八甲田山、
死の彷徨」を
映画化した
大ヒット超大作。
明治34年末、
日露戦争を
目前にして
陸軍は
寒冷地教育の
不足を痛感
していた。
ロシア軍と
戦うためには
雪中行軍をして、
雪とは何か、
寒さとは何かを
知らねば
ならなかった。
その行軍の
目標となったのが
生きては帰れぬ
冬の八甲田であった。
その命令を
受けたのは、
弘前駐屯地の
徳島大尉(高倉健)と、
青森5連隊の
神田大尉
(北王子欣也)だった。
2人は、
それぞれに
違う戦略で、
部隊を編成し、
「白い地獄」と呼ばれる
八甲田山を
目指すのであった。。。。。
徳島は、
人数を絞り
37名の小隊で、
10泊11日での踏破を、
神田は210名の
大人数で
2泊3日の
スケジュールを
立てるが、
リーダーの
判断ミスで,
大部隊の方が
ほぼ全滅して
しまった実話。
なんでこんな
馬鹿なことをしたのか、
背景はわかるが、
リーダーの資質を
問う作品で、
今回H社の研修に
使用された
ということで、
DVDを頂戴した。
綿密な計画と、
案内人の力を
借りたり、
状況に応じた
フレキシブルな対応が
明暗を分けた。
当時の
東宝や松竹の
スターを総動員したと
思われるほどの
豪華出演陣で、
先述の2人の他、
丹波哲郎、
三国連太郎、
前田吟、
藤岡琢也、
大滝秀治、
加山雄三、
緒形拳、
神山繁、
小林桂樹、
森田健作など、
女優陣も
栗原小巻、
加賀まりこ、
秋吉久美子、
菅井きんら。
神田大尉が叫ぶ
「天は我を
見放したか!」は、
公開当時、
流行語にもなった。
監督は「日本沈没」
などの森谷司朗。
撮影は木村大作。
超絶寒い中での
撮影の大変さは、
後日も語り草。
それにしても、
当時の機材での
ロングショットや、
雪崩のシーンは
どう撮影したのか?
やや重苦しい
雰囲気の
音楽は芥川也寸志。
アカデミー賞音楽賞受賞。
教訓として見るには、
かなり重い作品だが、
実際に八甲田山で
撮影した迫力は十分の
作品は今見ても、
素晴らしい出来上がり。
超お薦めいたします。
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