映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「みおつくし料理帖」
2020年10月16日（131分）
何度もドラマ化された
時代劇小説を映画化した感動作。
享和2年の大坂。
8歳の澪と野江は
仲のいい幼なじみだったが、
大洪水に襲われ
離れ離れになってしまう。
大洪水で両親を亡くした
澪(松本穂香)は料理屋
「天満一兆庵」の女将、
芳（若村真由美）に
助けられる。
料理の修行の後、
一緒に江戸に移り、
そば処「つる家」の
店主・種市(石坂浩二）の
料理人として働いていた。
大坂と江戸の味の違いに
戸惑い試行錯誤した末に
店の看板料理を生み出し、
江戸中の評判になる。
しかし、
それを心良く思わない
江戸の老舗の店主
（加賀丈史）は、
嫌がらせを行う。。。。。。
これまで北川景子や
黒木華らでドラマ化されたが、
今回、
若手有望株の松本穂香で、
2時間に凝縮し、
角川春樹がメガホンを取った。
上方（大阪）と
江戸の文化の違い、
吉原の生活、
4文字の熟語が示す運命、
そして幼馴染の思い、
などエピソードはたっぷり。
角川さんとしては、
違うテーストで
撮ったつもりだろうが、
昔ながらの懐かしい映画を
見ている感じがして、
それはそれでよかった。
角川さん最後の監督作品
ということで、
かつて角川映画に
育てられた薬師丸ひろ子、
渡辺典子らに加え、
石坂浩二も特別出演。
そして、反町隆史、
中村獅童、浅野温子、
窪塚洋介らが脇を固める。
公開初日が「鬼滅の刃」
と重なったためか、
映画館は筆者ひとりだったのは、
あまりに寂しい。
女性主人公の時代劇として、
見るべきところは
十分にあるので、
是非、
劇場に足を運んで欲しい。
松山ケンイチなども
ほんのちょい役で現れる。
日本が誇る食文化と、
それを作り出した
人たちの思いが
詰まった作品は、
本格時代劇が
少なくなった今こそ
見るべき作品。
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