「ハイヒール」のあらすじとネタバレ?! 15年ぶりに逢う母娘の確執を描く愛憎劇。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

 

「ハイヒール」
(西仏合作)DVD鑑賞
1991年公開(113分)(R-15)

15年ぶりに
逢う母娘の

確執を描く
愛憎劇。

マドリッド。

TVの
ニュースキャスター
である

レベーカ
ビクトリア
・アブリル
)は、

子供の頃に
別れたきりに

なっている
母親ベッキー
・デル・パラモ

マリサ
・パレダス

と15年ぶりに逢う。

母は
人気歌手で、

15年の間
メキシコに

住んでいたが
スペインに

帰ってくることに
なったのだ。

再会を
喜び合う母と
娘だったが、

レベーカの夫で
テレビ局の

オーナー
であるマヌエルは、

母ベッキーの
元恋人であり、

レベーカが
それを承知で

結婚したことに
憤りを感じていた。。。。。。

監督は
「オールアバウトマイマザー」

「ポルベール帰郷」など
女性の描き方に}
定評があり、

国際的にも
評価が高い
ペドロ・アルモドバル。

今回も母娘の
関係を

悲劇的でもあり、

ユーモアも
交えて描くが、

夫マヌエルが
殺されてからは

サスペンスに
変わっていく。

偉大な
母の影で、

母の愛を
求めながらも

自分らしく生きる
主人公だが、

あえて
母の元恋人と

結婚して、
見返そうとする。

ドラマとしては、
かなり

ジェットコースター的で、
楽しめる。

謎の
トランスジェンダー
の登場は、

やや無理も
あるが、

急転直下と
なる後半に

つながるので、
よく
見ておくように。

タイトルの
「ハイヒール」は、

母が昔、
住んでいた

半地下の家を
再び購入し、

その窓から
見える

女性の足に
真っ赤な

ハイヒールが
出てくる。

それは、
娘が心に刻んでいた
母が家を出て、

帰宅する時の
ハイヒールの音だった。

また、
レベーカの着る
シャネルといい、

スペインらしい
色使いにとんだ

美しい映像を
楽しめる。

さらに
女性刑務所での

突然の
ダンスシーンは

ミュージカル
ではないが、

特に
違和感もなく、

受け入れられる
名場面。

音楽は
坂本龍一。

アルモドバル監督作品の
好きな方、

彼が円熟期に
入る前の

掘り出しものとして
是非ご覧ください。

スペインらしい作品
としてお薦めします。

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