映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「キネマの神様」
2021年8月6日公開(125分)
松竹映画
100周年を
飾るに
ふさわしい
映画人のドラマ。
酒とギャンブル狂いの
ゴウ(沢田研二)は、
妻の淑子
(宮本信子)や
家族にも
すでに
見捨てられていた。
そんな
彼が唯一
愛してやまないのが
映画で、
なじみの
名画座の館主
テラシン(小林稔侍)と
ゴウは
かつて共に
映画の撮影所で
同じ釜の飯を
食った仲だった。
若き日の
ゴウ(菅田将暉)と
テラシン
(野田洋次郎)は、
名監督や
スター俳優を
身近に見ながら
青春を送っていた。
しかし、
二人が近くの
食堂の娘
(永野芽郁)に
恋したことで、
運命は
狂い始める。。。。。
この100年の
映画界の盛衰や、
懐かしい
松竹の名作の
制作舞台裏を
見せてくれる
だけでなく、
かつて
夢の工場と
呼ばれた
映画界で
青春を送った
人たちの
思いを
綴ってくれる。
監督は
寅さんシリーズの
山田洋次。
主役の
ダメおやじを
志村けんにして、
ほとんど
取り終えて
いたらしいが、
彼の死去で、
撮り直しに。
沢田の演技は、
なんとなく、
志村けんにも
見えたりして、
「東村山音頭」を
歌ったのにも
驚いた。
出ている
役者が
とにかく
素晴らしい
出来栄え。
菅田将暉や
宮本信子は、
勿論のこと、
永野の可憐さが、
50年代に
溶け込んでいる。
特筆すべきは、
北川景子で、
味方によっては、
若い時の
吉永小百合に
そっくり。
また、
音楽も担当した
Radwimpsの
野田も良かった。
リリーフランキーの監督、
小林稔侍の
映画館主。
年配向けかも
しれないが、
コロナでの
苦境下において、
映画作りを
絶対に
あきらめない
松竹の活動や
心意気を
見せてくれた。
昔の俳優から
若い時代の役者に、
いいものが
繋がれていく、
そんな夢を
見させて
くれた映画は、
やはり
超お薦めしたい。
キネマの神様は、
絶対にいる!
涙があふれて、
もう2回見ました!
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