映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「科捜研の女 劇場版」
(機内鑑賞)
2021年9月3日公開(108分)
人気TVドラマを
映画化したが、
オヨヨの作品。
京都、ロンドン、
トロントなどで、
科学者が高所から
次々と飛び降りる
連続変死事件が起きる。
犯罪であることを
裏付ける物的証拠が
出てこないために
自殺として
処理されそうになるが、
京都府警科学捜査研究所の
榊マリコ(沢口靖子)と
捜査一課の土門薫刑事
(内藤剛志)、
解剖医の
風丘早月教授
(若村麻由美)
らは事件だとにらみ、
独自に調べを
進めていく。
やがて捜査線上に、
体重を現象させる
細菌を発見して
国際的注目を
浴びた天才科学者
・加賀野亘
(佐々木蔵之介)が
浮上する。
だが、
彼には確かな
アリバイがあった。。。。。
筆者は
ドラマ未見であり、
本作も劇場で見る
必要なしと考えていたが、
ただ
たまたま飛行機内で
上映されていたので、
タダなら
見てみようと思った。
しかし、
あまりに酷い内容と
演技に驚いた。
まず、内容だが、
タミフルなどに
見られた異常行動を
扱っているが、
科学を知らない人を
馬鹿にしたドラマで、
悲しくなった。
国から予算の
下りた治験に、
被験者がひとりだけ?
どうやって、
有意差を見るの?
ダイエット菌の
効果を一人だけで
判断するなんて
ないでしょう。
劇場に見に来た人は
ほとんどが従来からの
ファンのお年寄りらしいが、
騙しもいいとこ。
演技面では、
主役の沢口だが、
大根という言葉が
頭に浮かんだ。
本シリーズは
当たり役かもしれないが、
これでは、
他に使われないはず。
また、
科捜研ということで、
それらしい分析機器が
出てくるが、
ほとんど意味はない。
未知物質を
判定するのに、
Spring8が出てきて、
これは流石に
凄いと思ったが、
ほんの一瞬で、
なんの説明もなし。
良かったのは、
京都・興福寺の
もみじの回廊を
使ったくらいで、
映画化した意味は
ほとんど感じられない。
片岡礼子を
あんな役でしか
使えないし、
やはりTVで
良かったんじゃない。
安易な企画が通る、
日本の邦画界の
危うさを詰め込んだ作品は、
全く見る価値もない駄作。
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