映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「最後の決闘裁判」
（PG-12）米英合作
2021年10月15日公開（153分）
裁判の判決の白黒を
決闘で決めた
史実に基づく
重厚なドラマ。
14世紀フランス。
騎士カルージュ
(マット・デイモン)の
妻マルグリット
(ジョディ・カマー)が、
夫の旧友である
ル・グリ(アダム
・ドライヴァー)から
暴力を受けたと訴える。
事件の目撃者が
いない中、
無実を主張した
ル・グリはカルージュと
決闘によって
決着をつける
「決闘裁判」を
行うことに。
勝者は全てを
手にするが、
敗者は決闘で
助かったとしても
死罪となり、
マルグリットは
もし夫が負ければ
自らも偽証の罪で
火あぶりになる。。。。。
裁判に関わる
3人の視点で物語が
3分割されていることから、
黒澤明の名作
「羅生門」の
リメークとも
呼ばれているが、
判決が決闘に
委ねられた点で、
やはり大きく異なるし、
この最後の
二人の決闘シーンは、
見るものを
驚かせるほどの大迫力。
このクライマックスを
大画面で見れば、
1800円は
安く感じられる。
脚本・製作・主演に
「グッドウィル
ハンティング」の、
マットとベン
・アフレックが参加し、
監督は80歳を
過ぎても、
制作意欲の
全く落ちないどころか、
益々盛んな
名匠リドリースコット。
長尺な映画であるが、
全く無駄はなく、
真実は
アンクリアーで、
見るものに委ねる
ことになる。
美術・映像面での
手抜きもなく、
引き込まれる
ミステリー設定なので、
一瞬たりとも
目を離せない。
大物俳優の立ち回りは
見事であるが、
やはり曲者は、
美しい妻役の
ジョディ・カマーだろう。
そして、
その姑も怪しすぎる。
手に汗握る
クライマックスまで、
どれが事実なのか、
大画面でじっくり見て、
あなたの判断を
下してください。
またしても、
リドリー・スコット監督の
名作が出現。
中世ヨーロッパの
戦いを含め、
超お薦めしたくなる傑作。
絶対、大画面で見てください。
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