映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「わたしは最悪。」
(R-15)ノルウェー
・仏・デンマーク
・スウェーデン合作
2022年7月1日公開(128分)
人生いろいろだけど、
衝撃の人生ドラマ。
オスロ。
30歳になったユリヤ
(レナーテ
・レインスヴェ)は
人生の方向性が
定まらず、
これまで
さまざまな才能を
無駄にしてきた。
一方、
年上の恋人
アクセルは
グラフィックノベル作家
として成功し、
最近は家庭を
持ちたがっている。
ある夜、
招待されていない
パーティーに
紛れ込んだ彼女は、
若く魅力的な
青年アイヴィンと
惹(ひ)かれ合う。
その後アクセルと別れ、
新たな恋に
踏みだしたユリヤは、
その恋に人生の
新たな展望を
見いだそうとする。。。。。
全12章からなる
ユリアの人生ドラマは、
久しぶりに
脳天逆落としを
くらった感じの
衝撃作品。
とにかく、
ユリアの心変わりに、
出演者も視聴者も
振り回される。
新しい恋人ができたら、
感情の赴くままに
前の夫と別れ、
好きな職業に
ついていく。
出てくる男性は
理解力のある
優しい人たちだが、
それらを
断ち切って、
自分の人生を貫く。
女性の人生観の
最先端を行く
北欧ノルウェーの
生き方が垣間見れるが、
普通の会話も
セックスに
対する考えも、
日本の50年先を
行っている。
主演のレナーテ
・レインスヴェが、
とにかく魅力的で、
すっぴんから
美しい表情まで
いろいろと
見せてくれる。
自分以外の時間が
止まるシーンは
「1秒先の彼女」でも
使われたが印象的で、
彼女の思いが伝わる
素晴らしいシーン。
監督のヨアキム
・トリアーは
秀作を送り出しているが、
筆者は初見。
アカデミー賞、
カンヌなどで多くの
ノミネートや
受賞した作品は、
すべての現代女性に
見て頂きたい秀作。
男側から見ると
悲惨は物語となるが、
音楽も素晴らしく、
とても明るい作品
となっている。
原題は
「The Worst Person
in the World」。
見方によれば、
確かに
最悪な女性だが、
それを
感じさせないのは、
主人公の魅力だろう。
20代~30代にかけての
人生のいろんな選択を
見せてくれる作品は、
脚本が素晴らしく、
エロチックなシーンも
大胆に描かれていて
ストレートに見て
頂きたい大人の作品。
オスロの街並みも美しい。
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