映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ライト・スタッフ」
午前10時の映画祭
1984年9月8日公開(193分)
有人飛行計画に挑む
7人の宇宙飛行士の
スペース・ミッション大作。
1947年カリフォルニア。
エドワーズ空軍基地の
テストパイロットの
チャック・イェーガー
(サム・シェパード)は
ロケット機ベルX-1で
音速の壁を破る。
その後も、
基地にはパイロットが
続々と集まり、
速度記録も
上がっていくが、
事故は止むことが
なかった。
一方、
ソ連による
世界初の人工衛星
スプートニク1号
打ち上げ成功の
緊急ニュースが届き、
慌てた米政府は、
アメリカ航空宇宙局
(NASA)を創設して、
各軍の精鋭
パイロットから
宇宙飛行士候補者を
募ることにする。
空軍のイェーガーや
その仲間は
大卒ではないため
不適格とされたが、
他の優秀な
パイロットらが応募
・招集され、
厳しい検査を経て
7人(マーキュリー
・セブン)が選ばれる。。。。。
米「アポロ計画」
の前の
「マーキュリー計画」
の話と聞いていただけに、
冒頭からの
マッハ・スピードへの
挑戦シーンには
びっくりした。
スピードに挑戦する
男たちが描かれ、
それがやがて、
宇宙飛行士の募集に
繋がっていく。
ただ、
7人の精鋭候補
パイロットとは別に、
宇宙飛行士には
応募せず、
最後まで
スピードにこだわった
チャックの生きざま
との対比も素晴らしい。
飛行士になるための
ライトスタッフ
(正しい資質)とは、
何なのか?
当時の基準や、
今、見ると陳腐な
検査方法に疑問を
呈したくなる。
とにかく、
史実をベースにした
エンタメだけに
3時間を超える
映像とエピソードは
面白すぎる。
冒頭の
ロケットシーンは
86年の
「トップガン」
にも影響を
与えているだろうし、
JFKの実際の映像との
組み合わせは
「フォレストガンプ」
にも使われた。
監督のフィリップ
・カウフマンは、
「ボディ・スナッチャー」
くらいしか
知らなかったが、
素晴らしい
才能を発揮した。
後半は7人と
その妻たちの
群像劇となり、
出発の順番や
成否による
苦悩が描かれる。
「アポロ13号」や
「ドリーム」などの
米宇宙飛行史ものに
興味のある方には、
絶対見るべき作品。
40年の時を
経てみると、
米の国威発揚的作品
とも取れるが、
あくまで秀逸な
エンタメとして
見て欲しい。
まだまだ低い
科学技術の中、
宇宙に挑戦し、
事故と紙一重の
状況に置かれた
人間のドキドキ感が
伝わってくる。
出演は他に
エド・ハリス、
スコット・グレン、
デニス・クエイドなど。
また、ちょい役で
「ジュラシックパーク」の
ジェフ・ゴールドブラムも
出ていた。
アカデミー賞
4部門に輝き、
音楽はビル・コンティ
とこちらも文句なしの
素晴らしさ。
「トップガン」
好きな方は絶対、
劇場で
見て欲しい作品。
超お薦めです
(ただし、3時間超えても
インターミッション
ありませんので、
トイレを先に済ませてね)。
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