映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「長崎の
郵便配達」
2022年8月5日公開(97分)
16歳で
被爆した
少年と
ジャーナリストの
交流を描く
ドキュメンタリー。
元イギリス
空軍所属の
ピーター
・タウンゼントさんは、
後に
ジャーナリスト
となり長崎を
訪れる。
彼はそこで、
16歳のときに
郵便配達中に被爆し
九死に一生を得、
核廃絶の
ための運動に
生涯を
ささげてきた
谷口稜曄さんと
出会い、
1984年に
谷口さんへの
取材をまとめた
ノンフィクション
「長崎の郵便配達」
を出版する。
2018年8月、
ピーターさんの
娘である
女優の
イザベル
・タウンゼントさんが
長崎を訪問し、
父親のボイスメモと
本に登場する
場所をめぐり、
二人の交流を
紐解いていく。。。。。
終戦記念日に、
心洗われる作品に
出合った。
第2次大戦の
英雄は、
戦後
ジャーナリストとなり、
戦争被害者について
世間に訴える。
その中で目に
留まったのが、
谷口さんであり、
長崎を何度も訪れ、
45年8月9日に
何があったのかを
本にしていく。
そのカセットが
見つかったことで、
娘のイザベルは、
父が何を考え、
どう行動したかを
突き止めていく。
それは死んだ父との
再会であり、
2018年の
谷口さんの初盆
・精霊流しに
参加する
ことにもなる。
浦上天主堂、
平和公園、
爆心地など
現在の
長崎の名所を
巡りながら、
1945年に
思いを寄せ、
背中のやけどが
治るまで
3年以上を
要した谷口さんの
痛みに寄り添う。
谷口さんは、
あの名言
「No more Hiroshima,
No more Nagasaki,
No more Hibakusya,
No more war」を
残した方であり、
彼の子ども達が
幼いころ、
海水浴に
連れて行って、
父の背中の
ケロイドを
見た時の
エピソードが凄い。
「この傷は
自分のせい
じゃないから、
(世間に
さらすことを)
恥じることは
何もない」
と言い切る。
今、世界は再び、
核使用の恐怖が
現実味を
帯びてきている中、
戦争の愚かさを
改めて
意見する
作品だろう。
監督の
川瀬美香作品は
初めてだが、
タウンゼントの
娘が語る点で
非常に面白い
着眼点の
ドラマとなった。
ほぼ、
英語か
フランス語で、
海外作品かと
思ったが、
世界平和を訴える
日本映画
ということで、
本当に
誇らしい作品。
ある意味、
ドキュメンタリー
らしくない
作品なので、
是非、皆さんに
見て頂きたい秀作。
超お薦めします。
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